足の裏の水ぶくれは全て水虫なの?違いや見分け方はある?人にうつるの?

目安時間:約 5分

皆さんは足の裏に水ぶくれができた経験はありませんか?

これは一体何なのか、足の裏の水ぶくれ=水虫だと思い込んで不安になった方も多いと思います。

そこで、今回は足の裏にできた水ぶくれについて、水虫なのかそうじゃないものなのか、違い等を詳しくお話してまいりましょう!

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足の裏の水ぶくれは水虫なの?

足の裏に水ぶくれができてしまった!

私は確実に水虫だ・・・と嘆くことは必要ありません!

足の裏に水ぶくれができたからと言って、必ずしも水虫だけが原因ではありません。

まず、痛みが伴う水ぶくれの場合ですが、このときは靴擦れの可能性が高いと言えます。

特に足の親指やその付け根付近は、長時間歩いたり立ったりしているときに一番負荷のかかりやすい部分でもあるので、靴擦れも起きやすいんですね。

次に、かゆみを伴う場合は、水虫も疑うべきところですが、とある病気である可能性が高いです。

それは、「汗疱性湿疹」という病気。

手のひらや足の裏に汗が溜まって、それが湿疹になりかゆみの症状が現れる病気で、見た目もかゆみの症状も水虫に似ているのでよく間違えてしまいます。

またもうひとつ、「掌蹠膿疱症」という病気である可能性もあります。

この膿疱ができたての頃はかゆみが伴うため水虫と間違いやすく、原因も不明とのこと。

やっと近年になって、金属アレルギーが引き金でないかと言われ始めてきています。

治療薬は特になく対症療法となり、完治するまで3年から長くて7年ほどかかると言われています。

水虫でなくてよかった~と思うかもしれませんが、この膿疱の病気も長期にわたって治療が必要なんですね。

水ぶくれと水虫の違いは?

それでは水ぶくれができたとき、水虫であるかどうかをどのように見分ければ良いのでしょうか?

水虫の特徴としては、同時に両足に現れるのではなく、まずどちらか片方の足に症状が出てくるので、水ぶくれができたときは両側にできていないかを確認すると良いでしょう。

また、かゆみが伴うかどうかも見分けるポイントとしてあげられます。

しかしながら、自己判断で決めつけてしまうと早期治療ができずに症状が長引いてしまいやすいのが皮膚疾患の悪いところ。

なんか変だなと異常を感じ取ったときは、皮膚科を受診してみてください。

水虫かどうか、他の病気なのかどうか、検査を行うことですぐにわかり、早期治療に取り組むことができますよ。

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水虫かどうかわからないが水ぶくれは人にうつる?

あともう一つ気になる点としては、他の人に感染してしまうのかどうか。

水虫はうつってしまいますが、「汗疱性湿疹」や「掌蹠膿疱症」はうつってしまうのでしょうか?

皆さんご安心ください、これら2つの病気に関してはうつることはありません。

汗疱性湿疹や掌蹠膿疱症は菌によって発症しているのではなく、汗やアレルゲンによって発症しているので、うつる心配はありません。

ただ、過剰に触ったりすることで、水ぶくれやかゆみが広がってしまい治るのも遅くなるので注意してくださいね。


足の裏に水ぶくれができてしまったとき。

女性の方なら水虫かもしれないけど病院へ行くのが恥ずかしいという方もいらっしゃると思います。

しかし、早期に発見して早めに治療することは、病気を早く治すことにもつながります。

水虫じゃなかったとしても、何故足の裏に水ぶくれができたのか原因を知ることも大切ですよ。

足の裏の症状で悩んでいるのなら、一度医療機関へ相談に行ってくださいね。

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