カフェイン中毒で頭痛が起きる原因と治し方は?どんな対策をすればいい?

目安時間:約 5分

カフェイン中毒がどの様なものか、ご存知ですか?

中毒という以上、厄介なものというイメージは湧いてくると思います。

詳しく説明していきます。

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カフェイン中毒で頭痛が起こるのは何が原因なの?

先ずは、カフェイン中毒について説明します。

カフェイン中毒とは、カフェインを摂取する事によって引き起こされる中毒です。

カフェイン依存症と一緒くたにしている人が居るそうですが、全くの別物です。

依存とは、「○○が無いと耐えられない!」「○○が我慢出来ない!」という様な、自分ではコントロール出来ない程に対象物が止められない状態の事です。

よく聞くのは、ギャンブル依存症やゲーム依存症ではないでしょうか。

生活費を切り崩し借金までしてギャンブルをする人、睡眠時間や休憩時間を削り学校や会社に行かずゲームをする人・・依存症の典型です。

中毒とは、対象物が体内に入る事によって機能障害を起こす生理的反応の事です。

カフェイン中毒の代表的な症状は、頭痛です。

頭痛が起こるのは、カフェインに脳の血管を収縮させる働きがあるからです。

頻繁にカフェインを摂取している人の脳の血管は、常に収縮している状態になっています。

なので摂取を断つと、脳の血管が元の状態に戻る(拡張される)事になるので頭痛が起こります。

カフェ イン中毒でおこる頭痛の治し方は?

大前提として中毒を治す事が最善ですが、それには時間が掛かります。

今の頭の痛みを何とかしたい時に、悠長な事は言ってられないですよね。

そんな時は、氷枕や氷嚢を利用してみましょう。

頭の血管を冷やして収縮させる事で痛みの軽減が期待出来るので、頭痛が自然と治まっていく筈です。

また、カフェインは尿とともに体外に排出される場合が多いです。

なので、水分を多く摂取して利尿作用を働かせやすくしましょう。

ここで注意するべきなのは、カフェインが多く含まれている飲料を摂取しない事です。

コーヒー・玉露・紅茶・栄養ドリンク・コーラ・ココアなどは控えましょう。

カフェイン=コーヒーというイメージが一般的だと思いますが、実は玉露に含まれるカフェインはコーヒーより多いと言われています。

しかし、タンニンという成分と結合してカフェインの効力が薄まっているので、影響は少ないと言われています。

紅茶の場合は、タンニンに加えてテアニンという成分がカフェインの効力を薄めるので、更に影響は少ないと言われています。

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カフェイン中毒の対策は?

先ずは、自分がカフェイン依存症がどうかチェックしてみましょう。

(ここでは、飲料はコーヒーで統一しています。)

□コーヒーを飲むと気持ちが落ち着く。

□食事を抜いたとしても、コーヒーだけは飲む。

□コーヒーを飲むと、仕事の効率が明らかに違うと感じる。

□コーヒーを飲むのが日課になっている。

□コーヒーは、大きいカップで濃いめを飲む。

□ノンカフェインコーヒーでは、味に不満が無くても物足りなく感じる。

□コーヒーを飲まないと不安になる。

□胃が痛い。

□寝付きが悪くなったと感じる。

□倦怠感を感じる事が多い。

□1日で4杯以上コーヒーを飲む。

□朝はコーヒーを飲まないとイライラする。

これらの項目に多く当て嵌まる人は、カフェイン依存症である可能性が高く、カフェイン中毒になる可能性も高いです。

既にカフェイン中毒になっている方は、少しずつカフェインの摂取量を減らしましょう。

一気に減らすと、気分の落ち込み・不眠などの精神的な症状が悪化しやすいです。

自分でどうにも出来ないなら、内科を受診するのも良いでしょう。


如何でしたか?

どんな物でも中毒になってしまうとマイナスにしかならないので、気を付けましょう。

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