アトピー性皮膚炎の赤ちゃんの症状は顔や耳を見ればわかる!

目安時間:約 6分

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赤ちゃんがアトピー性皮膚炎じゃないかと心配するママはきっと多いでしょうね。

特にはじめてのお子さんだといろいろ考えて不安になりますよね。

赤ちゃんのアトピー性皮膚炎についてまとめました。

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アトピー性皮膚炎の赤ちゃんの症状

赤ちゃんでアトピー性皮膚の症状がでてくるのは生後2か月から4か月ぐらいからといわれています。

でも実際に生まれてすぐの赤ちゃんも湿疹がでてたり、ジュクジュクしていたりすることもあります。

それはアトピー性皮膚炎ではなくて乳児湿疹の場合もあります。

乳児湿疹はほぼほとんどの赤ちゃんが発症します。

ただ、その症状も軽い子から症状の重い子までその赤ちゃんによって違います。

乳児湿疹の場合は赤ちゃんの新陳代謝が活発のため余分な皮脂が体内から湧き出てきておきますので一時的なものでだんだんと回復に向かいます。

皮脂がたくさん出てきたら清潔なガーゼをぬるま湯で浸して軽くこすってあげて清潔を保っていると自然とよくなっていきます。

ジュクジュクしてきたら皮脂がふさがって炎症を起こしているかもしれないので早めに病院に行ったほうがいいですね。

乳児湿疹とアトピー性皮膚炎の区別は赤ちゃんのうちはしにくいと思います。

アトピー性皮膚炎の場合はなんらかのアレルゲンによって反応するのでよくなったと思ってもまたひどくなったりとその時のアレルゲンの状態で変わってきます。

先ほどもお伝えした通り乳児湿疹はだんだんと良くなっていくのに対してアトピー性皮膚炎は繰り返しよくなったり悪くなったりするので

症状をみながら乳児湿疹なのかアトピー性皮膚炎なのかを判断しなくてはいけないです。

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんは顔からでる

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんの場合、顔がカサカサしていることが多いです。

また顔だけでなく肘などの皮膚が薄いところにも出やすいです。

赤ちゃんはまだ肌への刺激をそのまま受けてしまいやすいデリケートな時なのでちょっとした刺激でも反応してしまうことがあります。

まだ離乳食を食べていない赤ちゃんでもアトピー性皮膚炎の場合があるので食べ物のアレルギーだけでアトピー性皮膚炎になるわけではないですね。

ただ、母乳で育てている人は多少母乳の影響もあるかと思います。

母乳は関係ないとい説もありますが、実際に私が母乳を与えていたころ卵を多く食べた日の母乳を飲んだ子供は口の周りがポツポツと赤くなったこともあります。

顔はたえず空気に触れているので顔にアトピー性皮膚炎の症状がでるとちょっとしたことでも痒くなることもあります。

また、顔が痒いと赤ちゃんは書いてしまうのでかきむしってそれが炎症を起こしてひどくなる場合があるので

顔にアトピー性皮膚炎の症状が出た場合は赤ちゃんが掻かないように注意が必要です。

顔ではないが首の後ろのあたりも症状が出やすい場所です。

首のしわなどがカサカサしている場合はアトピー性皮膚炎の場合もありますが、カビで炎症を起こしていることもあります。

病院で検査をしてもらったほうがいいですね。

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アトピー性皮膚炎の赤ちゃんの耳は切れる?

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんは耳が切れやすいといわれています。

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんの耳の付け根のあたりが切れて痛々しい症状を目にすることがあります。

アトピー性皮膚炎の症状の一つに耳切れがあげられるのですが、耳が切れたからアトピー性皮膚炎とは限らないようです。

赤ちゃんはずっと寝ていますよね。(就寝しているのではなく仰向きに寝転がってる感じ)

赤ちゃんは泣くのが仕事なので寝ながら泣くこともあるでしょう。

その時に涙が耳のほうに伝っていきます。

それで耳が荒れてしまうこともあるんですね。

なので耳が切れているからアトピー性皮膚炎だと決めつけるのは少し考えたほうがいいかもしれないです。

耳切れになったらベビー用の泡の石鹸でやさしく洗い耳の汚れを落とすと自然とよくなっていくことが多いです。

赤ちゃんの耳を洗うのは緊張しますよね。

確かに産婦人科で赤ちゃんの沐浴などを習うときも赤ちゃんの耳を指でふさいで行っていますしね。

耳の中に水や石鹸がはいったらと思うと怖いかもしれないですね。

どうしても怖いときはやわらかいガーゼに泡の石鹸をつけてやさしく拭いてあげて、きれいなガーゼをぬるま湯でひたして2~3回拭いて石鹸を取り除いてあげるといいでしょう。

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんは皮膚が薄く弱いのでちょっとした刺激で症状が悪化してしまうことがありますが、

耳切れ=アトピー性皮膚炎ではないということを覚えておくとあわてなくて済むと思いますよ。


赤ちゃんの肌はとってもデリケートです。

赤ちゃんの湿疹がすべてがアトピー性皮膚炎ではないので、症状をよく観察して病院で検査してもらうといいでしょう。

赤ちゃんがアトピー性皮膚炎かもしれないと不安になるお気持ちもわかりますが、アトピー性皮膚炎でないこともよくありますし、

ちゃんと調べたうえで対処の仕方を考えるようにしたほうがいいですね。

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