アトピー性皮膚炎の原因で大人と赤ちゃんが治らない理由は?

目安時間:約 4分

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アトピー性皮膚炎とは、主にかゆみを伴う皮膚の病気です。

おでこや目のまわり、口のまわり、耳のまわり、首や脇の周辺、手足の関節の内側にかゆみが伴う湿疹が出やすく、もともとアレルギーを発症しやすい体質だったり、

皮膚を守る機能が弱かったりする方に多く見られています。

そのアトピーの原因とは何か、大人と赤ちゃんの違いの観点から詳しく見ていきましょう。

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アトピーの原因で大人の場合

子供の頃からアトピーを発症していた人は、一度病気が治っても、大人になってから再発してしまう場合が多く見られます。

原因としては、チョコレートなどの甘い食べ物が好きでよく食べていることやアルコールをたくさん飲むこと、たんぱく質の大量摂取などの飲食の問題から、

日常生活のストレスなどの心の問題、または喫煙者であること、ハウスダストやホコリ、ダニの影響などのさまざまな要因があると言われています。

また、子供の頃は何ともなかったのに大人になってから急に発症するパターンも近年増加傾向にあります。

その原因は、ハウスダスト・ダニ・ほこりなどの物理的なものもありますが、不規則な生活・仕事で寝不足が続き、

あまりひどくない風邪でも治りにくく免疫が落ちてしまっていたり、日常的にストレスを感じていたりすることなどがあげられ、

現代病と言っても過言ではないものとなっています。

アトピーの原因で赤ちゃんの場合

アトピー性皮膚炎は、もともとは子供に多い皮膚の炎症で、赤ちゃんも発症します。

原因としては、食物アレルギー、ダニ・ハウスダストなどのアレルギーなど物理的な事柄もありますが、まだ生後数ヶ月の赤ちゃんですから皮膚の機能もまだ弱いため、

アトピー性皮膚炎にかかりやすいということも言われています。

また、アトピーは遺伝するのか?と疑問に持つ方も多くいらっしゃるかと思いますが、その可能性も大いにあります。

両親ともにアトピー体質であれば約50%、両親のどちらか一方がアトピー体質であれば約30%の確率で子供に遺伝すると言われていますが、

家族にアトピー体質がいなくても発症する場合もありますし、たとえアトピー体質であるとしても絶対に発症するとは限りません。

アトピー体質だとしてもそうでなくても、病気になりにくい環境作りをしてあげましょう。

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アトピーが治らない原因

やっと治ったと思ってもまた再発してしまうことも多いアトピー。

良くなったり悪くなったりを繰り返し、なかなか治らず、アトピー治療に疲れ切っている方もいるのではないでしょうか。

それが、アトピーをなかなか治らなくしている原因なのです。

そう、ストレスです。

子供の頃は、両親が環境を整えてくれたし、外的ストレスもそれほど感じないので、自然に治っていたりするものでした。

しかし大人になっていくにつれて、仕事や人付き合いが増えていき、その分ストレスも多くなっていきます。

その上、アトピー症状で悩み、さらにストレスが溜まり・・・と悪循環ですよね。

アトピーの治療はもちろん大切ですが、あまり頑張りすぎず、素直に生きてみることも大事なのかもしれませんよ。


アトピーとは、現代では突然発症、そして再発する病気です。

病気ともうまく付き合っていくためにも、自分が楽になるためにも、主治医と相談して自分に一番良い効果的な治療法を見つけておきましょう。

もちろん、再発しないためにも、生活習慣を見直したり改善したりしていきましょう。

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