アトピー性皮膚炎の方の肌の状態として、水分保持力が低いため乾燥しやすく、外的からの刺激に対するバリア機能も低下しているため炎症を起こしやすくなっています。
そこで、アトピーに対して皮膚を保湿した方が良いかどうかをこれからお話していきましょう。
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まず、乾燥しやすくかゆみを発症しやすいアトピー肌には、皮膚表面を保護してくれる保湿剤が効果的だと言われています。
肌の保湿してくれ、水分の蒸発を防いでくれる上に、外的からの刺激や異物の侵入も妨げてくれます。
また、肌の水分量も低下しているため、外気の水分を吸収する保湿剤、水分を保持する保湿剤も必要となってきます。
ただ、保湿が必要かどうかは人によってそれぞれです。
アトピーの原因はさまざまで人それぞれですから、乾燥が大きな要因になっている場合は保湿剤を用いることも必要でしょう。
保湿剤を使う場合は、はじめに化粧水でたっぷりの水分を肌に与えること。
それから保湿剤を使って水分を保持できるようにしましょう。
また、炎症に直接塗ることは避けましょう。
さらにかゆみを悪化させてしまうおそれがあります。
市販でも購入できる保湿剤を紹介していきましょう。
市販でも買えるものは、白色ワセリン、プロペト、サンホワイトの3種類の他に、動物性の馬油、植物性のホホバオイルがあります。
馬油やホホバオイルは、人によってはアレルギーがあるかもしれないので、必ずパッチテストを行い異常がなければ使用するようにしてください。
ワセリンは炎症していても使用することができますが、まれに使える状態でないこともあります。
それほどひどい炎症の場合は、まずはステロイドなどで一時的に炎症を抑えてから使用するようにしましょう。
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これまで保湿することに関してお話してきましたが、『脱保湿』という方法もあります。
脱保湿とは、その名の通り、保湿剤を使わないということ。
保湿剤を日常的に使用していると、保湿依存症になってしまい、アトピーの治療にとって大切な皮膚の生まれ変わりができない状態に自分を追い込んでしまっていることがあります。
ステロイドで皮膚の炎症を抑え、乾燥していた部分に保湿剤を塗り、その場しのぎでアトピーを抑制する。
自分自身の肌の治癒力もそのせいで弱っていき、肌の生まれ変わりができないまま、再びアトピーを繰り返すという悪循環にはまってしまうパターンも見受けられます。
脱保湿は、はじめはつらい状態が続くかもしれません。
乾燥し、ひどいかゆみに襲われます。
しかし、これも肌が生まれ変わっている証拠。
自分のペースで無理をしない程度に脱保湿していくこともアトピー治療の案のひとつとして考えておいてもいいかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
アトピーの原因もさまざまであれば、治る方法もさまざま。
自分に合った薬、治療法、生活習慣で日々過ごしていきましょうね。
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