傷したところが熱を持って腫れたら冷やしてもいいの?熱を持つのはなぜなの?

目安時間:約 7分

切り傷や擦り傷、毎日の生活でありふれた問題ですね。

傷口が熱くなっていたり、ドックンドックンと鼓動している時は、どのような対処が出来るのでしょうか?

今回は、傷に対応するいくつかの方法を検証していきます。

なぜ、患部が熱くなるのかといった理由を知る事で、傷への対処方法が見えてくる事もあります。

ぜひ参考にしてください。

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傷したところが熱を持っって腫れてきたらどうしたらいい?

擦り傷で出血もなく、キレイに洗って様子を見ていると、患部が熱くなったり腫れたりする事があります。

これは、擦り傷で表皮~血管細胞がダメージを受けたために、体の細胞や血液中の成分が患部を複製しようと頑張っている証拠です。

後でもう少し専門的に見ていきますが、人間の体は自然に治癒する力を持っています。

ですから、熱を持ったり、腫れたりする事は自然で、慌てる必要がない事を覚えておきましょう。

では、そのような場合にどのように対処出来るのか見ていきます。

■冷やす

次の項でもう少し詳しく見ていきますが、腫れた患部には冷却が最善の方法です。

逆に患部を温めると、治癒の速度が落ちてしまうと言われています。

冷やして回復を助けてあげましょう。

■大きめの絆創膏

患部をシッカリカバー出来る絆創膏を貼って様子を見ましょう。

出血がない場合でも、絆創膏は傷口からバイ菌が入る事を防いでくれるでしょう。

■湿潤療法

キズパワーパッドと呼ばれる特殊な絆創膏があります。

これを使うと、傷口が早く治り傷口もきれいに治ると好評です。

傷の新しい治し方ですね。

傷したところが熱を持ったら冷やす方がいいの?

傷口が熱くなって腫れていたら以下のような方法で冷やしてあげましょう。

①流水で冷やす

患部を流水で冷却してあげましょう。

その後、キレイなタオルやガーゼで拭き取ってしばらく様子を見ます。

②冷湿布を使う

傷口をガーゼで覆ったら、冷湿布をその上から貼って固定します。

湿布の効果が出るまでしばらく貼りましょう。

③濡れたタオルを使う

患部をシッカリ覆える大きさのタオルを水で濡らし、冷やします。

タオルが熱くなったら、濡らし直して様子を見ましょう。

④アイスノンを使う

患部を冷やすのに役立つのが、保冷剤アイスノン。

冷た過ぎないように、ハンカチやタオルで包んで使うようにしましょう。

⑤氷

ビニール袋に氷と水を入れる昔ながらの氷嚢の作り方です。

冷やし過ぎには注意しましょう。

しかしながら、腫れがひかない場合や、発熱・頭痛を伴う場合では体の異常を知らせている事も考えられます。

早めに医師の診察を仰ぐようにしましょう。また、傷口の出血が止まらない時にも、受診をしましょう。

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傷すると熱を持つのはなぜ?

熱を持つ事は、どの場合でも最初にあり得る事です。

では、ここでは、なぜ患部が熱くなったり腫れたりするか分かりやすく見ていきましょう。

■傷口から浸出液と呼ばれる、透明の液体が出て、患部を覆います。

この浸出液には白血球などの血液成分が含まれていて、傷付いた部分を治す働きを始めます。

■ダメージを受けた血管細胞から出血が続き、多くの血液が表皮の外や体内に流れます。

この時に、心臓からその血液を補うための余分な血液が流れて来るため、あのドックンドックンが聞こえるようです。

■患部が炎症して熱を持ったり、痛くなったりします。

体内のさまざまな工程が発熱や痛みの原因となり現れます。

冷やすと良いのは、この血管細胞の拡張を抑えて血液の流れを落ち着かせる働きがあるためであると言われています。

発熱が続く・痛みが続くのは体内の攻撃が続いている証拠であると言えます。

しかしながら、何日~1週間も続く時では炎症が酷いまたは、悪化している事も考えられます。

様子を見て、必要であれば直ぐに医師の診察を受けましょう。
熱を持つ事は、どの場合でも最初にあり得る事です。

では、ここでは、なぜ患部が熱くなったり腫れたりするか分かりやすく見ていきましょう。

■傷口から浸出液と呼ばれる、透明の液体が出て、患部を覆います。

この浸出液には白血球などの血液成分が含まれていて、傷付いた部分を治す働きを始めます。

■ダメージを受けた血管細胞から出血が続き、多くの血液が表皮の外や体内に流れます。

この時に、心臓からその血液を補うための余分な血液が流れて来るため、あのドックンドックンが聞こえるようです。

■患部が炎症して熱を持ったり、痛くなったりします。

体内のさまざまな工程が発熱や痛みの原因となり現れます。

冷やすと良いのは、この血管細胞の拡張を抑えて血液の流れを落ち着かせる働きがあるためであると言われています。

発熱が続く・痛みが続くのは体内の攻撃が続いている証拠であると言えます。

しかしながら、何日~1週間も続く時では炎症が酷いまたは、悪化している事も考えられます。

様子を見て、必要であれば直ぐに医師の診察を受けましょう。


いかがでしたか?

ケガをして腫れたり発熱する理由や冷やした方が良い理由を見ていく事が出来ました。

また、患部に冷やし方や病院に行くタイミングについても見ていきました。

出来るだけ様子を見て、適切な処置をして行きましょう。

お大事にしてくださいね。

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