トゲに刺さったら出来るだけ早く抜き取りたいですね。
しかしながら、たまに表皮の下などに入り込んだり、チクチクするけど目に見えないなどの理由から、処置が難しくなる事もあります。
今回は、トゲを抜く方法や、放置するとどうなるかなど、トゲが刺さった時の不思議を検証していきます。
ぜひ参考にして、早めの処置を行いましょう。
さっそく見ていきましょう。
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患部が腫れてしまうのは、トゲがばい菌や錆など、体が受け付けない成分を含んでいる事が原因として考えられます。
また、患部が汚れていたり、キズが皮膚の奥深くまで達している時でも化膿して「炎症」を起こしてしまいます。
ですから、患部が腫れてきたら速やかに処置しなければなりません。
ただ、多くの場合トゲが刺さっても皮膚の新陳代謝と共にだんだん表皮に近くなってきて自然に体外に出る事はよくあります。
放置しても良いのは、痛みや腫れを見ないトゲのケガの時だけです。
では、そうならないように以下のような順番でトゲを抜いていきましょう。
①消毒
患部の周りを殺菌作用のある石鹸でよく洗います。
②安全ピンやピンセットなど、処置に使えるものを消毒します。
③トゲの頭を出すように、少しずつ皮膚を針先で掘ります。
この時に、トゲの先端を引き上げるようにします。
見えないほど深い時には無理に針先を入れて皮膚組織を傷つけないように気を付けなければなりません。
④絆創膏などで患部を保護します。
トゲが自然に出て来るには早くても1ヶ月、トゲの刺さった所によってはそれ以上かかってしまいます。
それでも、自然に抜けるのを待つ事には良い点もあります。
●傷口がキレイに治る
針やピンセットで無理に引き出す事で、皮膚に跡が残ってしまう事も多くあります。
しかし、自然に治るに任せるなら体の細胞が自然にトゲを排出してくれるため、傷口が目立ちにくくなります。
●痛みが残るリスクが減る
時には、針を使ってトゲを抜こうとする事で患部の奥や周りを余分に傷つけて、痛みが残るケースもあります。
トゲを抜き取ってもまだ痛みが残るリスクを避けられます。
●安価
病院に行ってトゲを抜いてもらう事も出来ますが、2000円残後の予算が必要です。
それを抑える事が出来るのも利点かもしれません。
しかしながら、自然治癒を図ってかえって悪化した事が原因で計画が成り立たない、もしくは悪循環になってしまう事も考えられます。
必要であれば、出来るだけ直ぐに皮膚科や外科を訪ねましょう。
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では、最後にトゲが目に見えないのに、チクチク痛みがする場合について見ていきましょう。
以下のような状況かもしれません。
・しばらく経ったため、トゲが皮膚の奥に入って取れない
・子供が嫌がって患部を観察させてくれない
・十分な光がない
・目が悪い
・足の裏など、感覚が薄く、気が付かないうちにトゲに刺さっていた
など
トゲの刺さった所や、その周辺を虫メガネで見る方法があります。
明るい場所で、よく観察してトゲがないかどうかをチェックしましょう。
それでも見えない場合には、赤チンをつけてみる方法もあります。
患部の辺りにつけて、トゲが赤く染まらない原理を利用して処置しましょう。
セロテープやシッカリと密着するテープ、もしくはサロンパスのような湿布を患部の全体に付着してしばらくしてから剥がしてみましょう。
それでも取れない・見えない時ではしばらく様子を見るか、皮膚科を受診するようにしましょう。
殺菌効果がある石鹸で丁寧に患部を洗って、ばい菌が侵入しないように気を付けましょう。
いかがでしたか?
トゲに刺さる事は誰にでもある事です。
自分や子供はもちろん周りにいる人で、痛がっている人を見掛けたらぜひ手を貸してあげましょう。
また、トゲを抜く専用のピンセットも絆創膏や消毒薬と一緒にお出かけの際に持参する事も良いかもしれませんね。
お大事にしてください。
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