夏の季節によく流行る感染症。
もしかかってしまったとき、お子さんで保育園の登園は可能なのでしょうか?
今回は、ヘルパンギーナと手足口病になってしまったときの保育園への登園について、詳しくお話していきましょう。
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まず、ヘルパンギーナの症状の説明からしてまいりましょう。
ヘルパンギーナとは、突然の発熱から始まり、高熱となることがしばしばあり、その後に喉の奥や口内に水泡性発疹ができてきます。
1~4歳のお子さんがかかりやすく、喉の発疹のせいで食事摂取が困難となることも多いようです。
次に、手足口病とは、病名にもある通り、手足を中心に水泡性発疹が出現します。
真ん中が白くその周りが赤い発疹であることが特徴です。
発熱も伴うことがありますが微熱がほとんどで、5歳以下のお子さんがかかることが多いと言われています。
感染の原因としては、両者とも飛沫感染、接触感染です。
手洗い・うがいやマスクの着用など、感染対策も必要となりますね。
では、これらの病気にもしかかってしまったとき、保育園への登園はどのようになるのでしょうか?
実は、両者ともに法的には登園禁止とは定められてはいないのです。
しかしながら、ヘルパンギーナも手足口病も、症状が治まってから1ヶ月程度は便などからウィルスが排出されているとされています。
となると、1ヶ月も登園できないとなり、あまりに合理的ではありませんよね。
それでも感染の恐れはありますから、登園するための見極めが大事となりますね。
そして、法的に登園禁止が認められていないとはいえ、園によっては話し合いの末に登園禁止にしたり、登園許可証が必要なところがあります。
その場合は、園長先生などとしっかり話し合って、登園日を決めていってくださいね。
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登園の目安としては、人にうつす・うつさないということを考えず、本人の状態を見て判断してください。
解熱後1日以上経過していること、食事・おっぱいをきちんと摂取できていることを確認しましょう。
大体1週間ほどで登園できるようになると思われますが、喉の奥にできた発疹の治癒度によっては2週間かかることもあります。
お子さん本人のようすをよく観察してくださいね。
特に、手足口病の場合は、手足という目に見えるところに発疹ができますよね。
完全に消えてからというのも時間がかかりますので、かさぶたになって乾燥しているかどうかが見極めのポイントとなります。
いかがでしたでしょうか?
登園禁止とは法的には認められていませんが、お子さんの体が一番大事ですので、しっかり休ませてあげてくださいね。
そして、ようすをしっかり観察した上で、元気に登園できるようにしてあげてくださいね。
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