インフルの時にバファリンを飲んで高熱は下がるの?効かない場合は?

目安時間:約 6分

インフルエンザが流行り始めると、気になるのが高熱の時の対処方法ですね。
風邪の時と異なり、治療方法を自分で判断すると悪化する可能性もあります。
今回は、インフルエンザの時の市販薬について検討していきましょう。
解熱剤の代表的なものを服用すべきかどうか、一緒に考えていきましょう。
ぜひ参考にしてください。

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インフルの時にバファリンを飲んでもいいの?

インフルの時にバファリンは飲んでもいいのか。インフルだと気づかずに飲んでしまったら
インフルエンザの特徴的な症状として38度以上の熱がありますね。
高熱が出たら、体力を消耗しますし寝不足になって回復し辛くなります。
バファリンは頭痛や生理痛の時の有名な痛み止めです。
子供用のバファリンもありますが、医師の指示を聞いてから服用する事をおすすめします。

では、バファリンを飲んでも良いのかどうか考えていきましょう。

■インフルエンザである事に気が付かずに飲んでしまった場合

バファリンを飲んでも熱が下がらない・症状が良くならない場合は、使用を止めて解熱剤の服用を続ける事がないように気を付けましょう。
インフルエンザは高熱が2~3日続く事が特徴的です。
風邪と異なって、解熱剤では良くなりません。

■バファリンを飲んでしまい悪化するケース
バファリンは突然起きる頭痛の時にはあまり適していません。
また、以下のような副作用が出る事があります。

・手足がしびれる
・意識がもうろうとする
・吐き気がする
・頭痛が増した
などの症状が見られた時には、速やかに医師に相談して処置をしてもらいましょう。

インフルで高熱がある場合にバファリンを飲んでもいいの?

高熱があるときにバファリンを飲むとどうなるのか。危険なこともあるのか

インフルエンザは通常38度以上の高熱が2~3日間出ます。
高熱は決して悪いものではなく、直ぐに熱を下げなければならないものでもありません。
では、熱が出る理由と、熱を抑えるタイミングについて見ていきましょう。

①ウィルスが体の中に入ると、体の免疫機能が働いて体温を上げます。
ウィルスは高温に弱く、体が高熱をもってウィルスと闘っている事が分かります。

②体温が下がると体の免疫機能が30%下がると言われています。
体温を上げて免疫力を高めていると言えますね。

③特に、15歳以下の子供では解熱剤の使用により、脳炎などの副作用が出て、症状が重篤しやすいとされています。
解熱剤の使用には、医師の指示の下、十分に注意しなければなりません。

④解熱をするタイミングは状況によって異なってきます。
・子供であれば、40℃以上で食欲が低下している場合には、解熱剤を使用して様子を見ましょう。
・高熱は出ていなくても、頭痛がひどい場合・ぐったりしている時には鎮痛解熱剤を使用する事が出来ます。
・夜しっかりと寝る事が出来るように、解熱鎮痛剤を使用する事が出来ますが、使用上の注意を守りましょう。

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インフルのときにバファリンは効かない?

バファリンはインフルには効かないのか
ここまで見てきたのはバファリンなどの解熱鎮痛剤を使用する場合です。
ここでは、バファリンが効かない場合の対処方法について見ていきましょう。
①インフルエンザの時
インフルエンザには、抗インフルエンザ薬が必要です。
多くの場合で、バファリンなど他の薬は効果を見る事が出来ません。
知らずに服用してしまった場合は、医師に相談するようにしましょう。

②15歳以下の子供ではバファリンは使用してはなりません。
特に、脳炎が悪化しやすい幼い子供~15歳の子供はバファリンの使用は医師でも控えるようにされている薬です。

③熱を過度に下げると、回復が遅くなる。
高熱が出るのは体がウィルスと闘っている証拠である事を見てきました。
使用は、タイミングや薬の種類をよく確かめて行うようにしましょう。

④市販薬ですが、使用には気を付けて!
身近にある解熱剤ですから、意外と安心感を持って服用しがちですが、使用方法を間違えると大きな疾患に繋がりかねません。
必ず、使用上の注意をよく確認してから使いましょう。


高熱や頭が痛いのはつらいですが、出来るだけ休む事が何よりも回復を早めてくれます。
ですから、仕事が残っているからといった休めない状況が理由で鎮痛剤を飲む状況を出来るだけ避けるようにしましょう。
私の経験からも、早く効く鎮痛剤は、脳の中で薬が駆け回っている証拠です。
そのように思うと、正しい使用を心掛けたいと思うはずですね。
無理をされないように、ぜひお大事にしてください。

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