更年期ののぼせと頭痛はいつまで続くの?二つの症状に効果のある対策はコレ!

目安時間:約 7分

閉経前後の10年間は更年期といって、自律神経障害や精神疾患などさまざまな原因不明の体調不良になりやすい時期です。

40代から50代後半にかけて、火照りやのぼせ、頭痛がひどいと感じている方も多いのではないでしょうか。

今回は更年期障害の中でも、特にのぼせや頭痛について、原因や緩和方法などお話してまいりましょう。

更年期ののぼせと頭痛の原因は実は○○だった!

更年期障害でのぼせと頭痛の症状が出ているけど、この原因って何だろう?とお悩みの方も多いはず。

実は、原因としてあげられているのが、「エストロゲン」という女性ホルモンです。

人間にとって避けられない加齢、これによって卵巣の機能が低下します。

それに伴い、エストロゲンの分泌は減少されます。

このエストロゲンの分泌が減少されることによって、体内のホルモンバランスが悪くなり、

その中でも甲状腺ホルモンやアドレナリンは分泌され続けているので、血管収縮や発熱、発汗に作用します。

これがのぼせの原因となっているのです。

頭痛の原因も、エストロゲンの減少からきているものと考えられています。

エストロゲンの減少は血行不良も招いてしまうので、それが頭痛につながっていると言えるでしょう。

更年期ののぼせはいつまで続く?

それでは、この更年期障害ののぼせの症状はいつまで続くのでしょうか?

まず、1回ののぼせにつき、短ければ数十秒、長ければ重症の方で30分程続きますが、平均的には4分~10分と言われています。

次に、のぼせが起きる頻度としては、1週間に2、3回という方もいれば、数時間もしくは数分に一度、のぼせの症状がある方もいるというほど、のぼせの継続時間と頻度は人それぞれです。

では、こういった症状がいつまで続くのか、先が見えなくて不安だと感じている方も多いと思います。

一概にいつ始まるとかいつ終わるとかは断定できませんが、閉経した後にはじまり、時間が経過するにつれて症状は和らぐ傾向にあると言われています。

ただ、のぼせが終息する時期も人それぞれで、10年経ってものぼせの症状が続いている方もいます。

それでも、のぼせを緩和する方法もありますので、のぼせや他の更年期障害の症状と上手に付き合っていくことが必要になってくると言えますね。

更年期ののぼせの対策は?

のぼせを緩和するために身体を少し冷やそう!と一度は考えたことのある方はたくさんいるでしょう。

しかし、エストロゲンが減少し血行不良になっているため、のぼせていても身体は冷えているんです。

したがって、のぼせて汗が出て熱いから冷やすのではなく、ゆっくりと身体、特に下半身をあたためてあげてください。

あたためることで血行が良くなり症状の緩和も期待されていますよ。

また、のぼせや頭痛だけでなく、更年期症状障害の全体に共通する対策として、

・砂糖の糖分は身体を冷やすのでお菓子を控えること

・お菓子だけでなく食事でもなるべく糖質を減らすこと

・冷たい飲み物よりあたたかい飲み物を飲むこと

・カフェインやアルコール、タバコや刺激物を控えること

・お風呂にゆっくりつかりながらマッサージをすること

・ストレスを溜め過ぎないこと

このように「身体を冷やさない」ための生活環境の改善や工夫が必要です。

ただ、これらは残念ながら、あくまで症状の予防策にしかなりません。

もう一度思い出して欲しいのですが、更年期障害によるのぼせや頭痛の原因は、あなたの体内にあるエストロゲンという女性ホルモンの減少です。

これは、女性機能や加齢によって避けられない症状ですが、緩和させることは実は不可能ではありません。

その方法は、減少しているエストロゲンの働きを代用してくれる成分を意図的に補うこと。

その効果が期待できる成分とは大豆イソフラボンです。

大豆イソフラボンとは、その名の通り大豆に多く含まれるポリフェノールの一種で、もともとは抗酸化作用を促してくれる働きで知られています。

しかし近年の研究により、大豆イソフラボンとエストロゲンの働きが似ていることが分かり、更年期障害の症状緩和の成分として注目されています。

ここ1、2年で大豆イソフラボン入りのサプリも多く販売されるようになりましたので、身体を暖めることと一緒に、大豆イソフラボン入りのサプリを上手に活用していきましょう。

ただし、大豆イソフラボンが入っていれば何でもいいというわけではありません。

更年期障害の症状緩和を目的とするのであれば、

・大豆イソフラボンが主成分であること

・大豆イソフラボンの吸収率が高いこと

この2つの条件を満たすサプリを選ぶようにしましょう。

実は大豆イソフラボンにはグリコシド型とアグリコン型の2種類あるんですね。

そして、驚くべきことにアグリコン型の大豆イソフラボンはグリコシド型大豆イソフラボンに比べて、3倍も体内への吸収率が高い事がわかっています。

成分の吸収率が高い方が期待できる効果は大きくなりますので、同じ大豆イソフラボンでも、下記のようなアグリコン型の大豆イソフラボンが主成分のサプリを使いましょう。

>>>華美幸年(はなびこうねん)

更年期によるのぼせ、頭痛は身体も精神的にも、とても辛い症状です。

これらは女性として避けられないものではありますが、身体を暖める工夫とサプリで症状を緩和をすることは出来ますので、是非諦めないでくださいね!


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