水いぼが出来た時に自宅で出来るセルフケアというと、ピンセットで除去する事です。
しかし、簡単に出来ない場合もある様です。
詳しく見ていきましょう。
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先ずは、水いぼの説明をします。
水いぼは、正式には伝染性軟属腫と呼ばれています。
特定のウイルスが皮膚に感染する事で、いぼが出来る皮膚疾患です。
子どもが発症する事が多いです。
いぼは自己の免疫で自然治癒する見込みが高いので、病院へ行っても治療せずに経過観察する場合が多いです。
しかし、他人への感染が心配な場合や自然治癒を待てない場合などは、除去する方向で進めてくれます。
自宅で除去する場合は、トラコーマ鑷子を使用します。
(除去方法とトラコーマ鑷子についての詳細は、後述します。)
簡単に言うと摘まみ取ってしまえば良いだけなのですが、コツがあります。
それは、水いぼだけを摘まんで取ろうとしない事です。
膨らんでいる部分の外側の皮膚から摘まむ事で、取りやすくなります。
とはいえ、皮膚を引き千切る訳ですから痛くないという事はありません。
水いぼが出来やすいのは腹部や大腿など皮膚が薄い所が多いので、余計に痛みを感じやすいです。
無理はしない様にしましょう。
《水いぼの除去方法》
水いぼは中にウイルスを含んでいる芯があるので、先ず使い捨てのビニール手袋をするのをオススメします。
①患部とピンセットを消毒する。
ネットでは、イソジンやオキシドールを使う人が多いです。
②ピンセットで水いぼを挟んで一気に摘まみ取る。
躊躇って先端だけ摘まんだり軽く挟んでゆっくり取ろうとすると、中の芯が取れずに失敗する可能性が高いです。
③再び消毒する。
絆創膏やガーゼを貼っても良いです。
除去した芯は、ティッシュや脱脂綿などに包んで周りに触れない様にしてから捨てましょう。
もし失敗した場合でも繰り返し除去する事は出来ますが、かなりの痛みを伴うのでオススメしません。
そんな時は、他の治療法を試みるのも手です。
・ヨクイニンという漢方薬を服用する
・患部に硝酸銀を塗る
・液化窒素で焼く
などの方法があるので、病院で相談してみましょう。
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水いぼを除去する時は、トラコーマ鑷子を使用します。
トラコーマ鑷子は病院でも使用されているピンセットで、先が小さな輪になっているのが特徴です。
家庭での本来の使用法は細かい部品を摘まむ事だそうですが、多くの人が水いぼの除去に使用しています。
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普通の形のピンセットや毛抜きで水いぼを除去しようとする方も居ますが、潰れるだけで中の芯が取れずに失敗する可能性が高いそうです。
リング状になっている先端が、上手く除去出来るポイントの様です。
除去するタイミングですが、様々な説があります。
子どもが治療を理解出来る年齢なら、説明してからご褒美で気を紛らわせながらするのが良いと言われています。
子どもが治療を理解出来ない年齢なら、寝ている間に1つずつ取っていくのが良いと言われています。
如何でしたか?
個人的には、規則正しい生活とバランスの良い食事をして免疫力を上げて、自然治癒の手助けをするのがオススメです。
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