水虫がうつる場所は温泉や旅館のスリッパなど他人が使ったものからうつるの?

目安時間:約 6分

水虫は厄介な皮膚病ですね。

暑い夏が終わっても、まだまだ水虫の菌はいろいろな所に潜んでいます。

これから、温泉に行く機会や病院にお見舞いに行く機会もあるかもしれないあなたにぜひ知っていただきたい幾つかの注意点を抑えておきましょう。

水虫が潜みやすい場所や、温泉など公衆の場所に行く際に気を付けておきたい幾つかの注意点を検証していきます。

ぜひ参考にしてください。

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水虫がうつる場所ってどんなところ?

水虫の菌は"白癬菌”と呼ばれ、人のいる所にはどこにでもと言うくらい潜んでいます。

ですから、先ずは予防に力を入れて、付いた菌を取り除くように心掛けなければなりません。

■石鹸で洗う

お風呂に入る時には、石鹸で足を必ず洗うようにします。

特に殺菌効果がある薬用石鹸を使う事で菌を抹殺する事が出来るでしょう。

■靴を履き替える

足元を清潔に保つ方法の一つが同じ靴を毎日履かない事です。

水虫は爪やカサカサになった足に出来る事が多いので、清潔を保って足のお手入れにも力を入れましょう。

■バスマットやスリッパは個人用

他の人と共通で使うと感染したり、感染させたりする恐れがあります。

特に、スリッパはホコリや汚れの温床となりやすく、履き続ける事で白癬菌を増やしてしまうかもしれません。

除菌スプレーなどを小まめに使って除菌をしましょう。

■ペット

猫の水虫が人間に移るというケースもあります。

猫の足や肉球に水虫がないかをチェックして、見付かったら治療しましょう。

水虫は温泉でもうつるの?

温泉に行きたいこの季節、感染が恐いという場合には、以下のような点に気を付けましょう。

①共用のスリッパは使わないようにする

多数の人が使う手の届きやすい場所から、スリッパを出して履く事が決してないように気を付けましょう。

②自分用のタオルを出来るだけ使って、共用のマットを踏まないようにする

風呂上がりのマットが高温多湿で最も菌が繁殖しやすいという事を覚えておきましょう。

バスタオルを使って足を乾かしてからお風呂場を出るようにしましょう。

③足をシッカリと乾かす

足が濡れたままでいると白癬菌が住み着きやすくなると言われています。

お風呂を済ませたらシッカリとタオルドライをして着脱室を後にしましょう。

④帰宅後にもう一度足を洗う

きちんと対策を取ったつもりでも、連れて帰ってしまう白癬菌にはこれが何より効果的です。

石鹸できれいに洗って、良く乾かせば心配はあまりしなくても大丈夫です。

⑤5本指ソックスを履く

足の蒸れと汚れを予防する裏ワザがこの5本指ソックスの使用です。

水虫予防はもちろん、健康にも役立つと言われていますのでぜひ試してみましょう。

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水虫の人がはいたスリッパからうつることはあるの?

では、病院でスリッパをはく場合にはどうすれば良いのでしょうか?

これは病院で決められている場合も多く、履かないわけにはいかない場合など、かなり難易度が高くなりますが、出来る事はいくつかあります。

①スリッパ持参

病院によっては持参した自分のスリッパでもOKというところもあります。

安全で、確実に予防出来る方法です。

②靴下2枚履き

靴下を履いていても白癬菌は小さいため素足に入り込むと言われています。

素足はNGですよ!病院に入る際ソックスを履いてスリッパを履く事は良いですね。

③雑菌シートを持参

スリッパの中敷きに出来るシートや、殺菌シートでスリッパをキレイに殺菌してから使用する事も出来ます。

スプレータイプのものでも便利かもしれませんね。

④足をすぐ洗う

自宅に戻ったらソックスを脱いで、足だけ直ぐに洗うようにしましょう。

キレイに洗って、乾かせば白癬菌は死滅します。

ちなみに、水虫は痒いと感じるものが全体の10%で、残りは皮膚のトラブル(カサカサ・水膨れ)がほとんどを占めていると言われています。

足の裏のチェックは欠かせませんね。


水虫の感染源や予防策について見ていきましたが、参考になったでしょうか?

最後に、水虫になっている人の場合には2次感染を招かないように、自分用のタオルやスリッパを分けて使う事に徹しましょう。

うつりやすく治り難いと言われる厄介な皮膚病です。

改善が見られない場合には、病院で診断を受けて正しく処置するようにしましょう。

お大事にしてくださいね。

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