脳梗塞を予防する食事や飲み物【薬と併用して行う対策とは】

目安時間:約 5分

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脳の血管が詰まることでかかってしまうという脳梗塞。

かかると本人はもちろん、家族も健康に気を遣いますが、普段の食生活はどんなものが良いのでしょうか。

脳梗塞を予防する食事や飲み物を調べました。

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脳梗塞の予防の食事

脳梗塞と深く結び付いているのが、動脈硬化ですね。

動脈硬化というのは血管が弾力性を失い、動脈の管の中に様々な物質が溜まり血管が狭くなった結果、血管が詰まって、血の巡りが悪くなることをいいます。

動脈硬化を抑制するには抗酸化作用の高い食べ物が良いとされています。

ビタミンC、E、カロテン、ポリフェノールを多く含む食べ物が抗酸化作用が高いそうで、こんな食品があります。

・緑黄色野菜

・大豆

また、コレステロールや中性脂肪を減らすことも効果的で、ドロドロ血になることを防いで、動脈硬化を予防してくれます。

コレステロールを下げる食べ物はDHAを多く含む、青魚などが良いそうです。

・サバ

・アジ

・イワシ

・サンマ

・マグロ

・ブリ

コレステロールを減らすことはもちろんですが、体にコレステロールが吸収されにくいような食品を摂ることも大切です。

コレステロールの吸収を妨げる食品は、食物繊維が多く含まれた食品です。

・きのこ類

・海藻類

・こんにゃく

・キャベツやレタスなどの葉物系の野菜

意外なような感じもしますが、カルシウムも重要です。

カルシウムが不足すると、骨からカルシウムが溶けだして血管の壁に張り付いてしまい、動脈硬化につながることになるからです。

・牛乳

・小魚

脳梗塞を予防するにあたって食事に関して気を付けるポイントは「塩分、糖分、脂肪分にも気を配りつつ、肉よりも、魚や野菜をメインにする」ということが大切です。

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脳梗塞の予防の飲み物

体の水分が不足して血がドロドロになると血管が詰まりやすくなるので、脳梗塞の予防において水分補給は大事なポイントです。

お茶や水で水分補給をこまめに行いましょう。

特に夏は、汗を大量にかくことによって、知らず知らずのうちに脱水になり、血の流れが悪くなって脳梗塞が起こりやすくなる時期とも言われています。

夏場の外出は特に汗をかきやすいため、塩分とミネラルを体に補う必要もあるので、吸収のよいスポーツドリンクなどもおすすめです。

ですが、スポーツドリンクは糖分が高い飲み物でもあるので、飲み過ぎには注意しましょう。

また、脳梗塞には抗酸化作用の強いビタミンやポリフェノールを多く含んだものが良いと書きました。

飲み物から抗酸化作用が高いものを摂取するならば、以下のものがオススメです。

・トマトジュース

・緑茶

・ココア

脳梗塞の予防の薬

脳梗塞に一度かかったらほとんどの場合、再発予防の為の薬を飲むことになります。

脳梗塞の予防の薬はいくつかありますが、よく用いられるのがアスピリン系の薬です。

アスピリンとは、よく聞く名前ですが、頭痛薬などによく使われているものです。

このアスピリンを少量用いると、血液中の血小板に働きかけて、血栓ができるのを防いぐ効果があるそうです。

効果が上がっているか分からないと、ついつい途中でやめたくなりますが、飲み続ける必要があります。

脳梗塞は青天の霹靂のごとく突然かかるものですが、自分では体の状態がどうなっているか分からないものですね。

お医者さんの指示のもと服用を続けていくうちに、

「これって続けて意味があるのかな…?」

と思うこともあると思いますが、自分の状態についてお医者さんに詳しく伺ったり、セカンドオピニオンを受けるなどの工夫をして、自分の判断で薬を中断するのは控えましょう。


場合によっては突然死を招くこともある脳梗塞。

かかったことがあってもなくても、自分や大切な家族のために予防に努めていきたいですね。

食事や飲み物に気を配って、健康で元気な体を保ちましょう!

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