プール 熱 大人 出勤

プール熱は子供だけがかかる病気ではなく、看病している大人でも二次感染してしまいます。

ですから、会社に感染病の自宅療養が決められている場合には、完治するまでは出勤する事が出来ません。

今回は、大人がかかるプール熱の症状や回復までの流れを見ていきます。

どのくらいで出勤出来るのか、症状が軽い場合はどうすれば良いのかを検証していきます。

さっそく見ていきましょう。

プール熱に大人がなった時は出勤してもいいの？

会社の方針によりますが、大抵は感染症の場合出勤を控えるように決められています。

ただ、子供のプール熱と異なり、症状が比較的軽いためどうすれば良いか迷う場合があるかもしれません。

先ずは、出勤を控えた方が良いプール熱の症状を見ていきましょう。

■発熱

39度以上の熱が見られる場合には、先ず出勤は無理でしょう。

プール熱の場合、発熱が1日以上～続く事があります。

他の症状が出ていない場合でも、平熱に戻るまでは自宅で療養しましょう。

■結膜炎・瞼の腫れ

目が真っ赤になっていたり、瞼が腫れている時は症状が最高潮に出ている場合です。

充血が落ち着くまでは、大人しく療養しましょう。

また、アデノウィルスは目に付着している場合が多いですから、涙や目やになどが共通の場所（タオルやドアノブなど）について感染しないように十分な配慮が必要です。

■喉の腫れや痛み

ウィルスが喉で暴れている時には落ち着くまでゆっくりと療養しましょう。

しかし、時には喉の痛みが長く続く事があります。

うがいやマスクで改善を図りましょう。

プール熱で大人の場合で軽いときは？

上記のような症状が出る場合と、一部出る場合があるかもしれません。

発熱がおさまって出勤出来るだけの体力が回復したら、以下のような点に気を付けて無理をしないようにしましょう。

■免疫力が下がっている事を思いに留めて、会社では必ずマスクを着用します。

また、携帯用のアルコール消毒や除菌用のウェットティッシュを使って、小まめにウィルス対策をしましょう。

■使い捨てのペーパータオルなどで手を拭く。

トイレや洗面所を使った時には使い捨ての紙で手を拭くようにします。

これは、二次感染を防ぐために必要な事です。

■喉が痛い時にはうがいやのど飴を使用。

乾燥やタバコの煙など空気の影響で喉の痛みが増す場合があります。

小まめに喉をうがいして洗浄しましょう。

また、唾液を出すためにはのど飴やガムが良いかもしれません。

■残業はなし。出来るだけ早めに休む。

無理な仕事は体に良くありません。

また、免疫力を高めるためには夜ぐっすり眠る事がとても大事です。

プール熱に大人が治るまでの期間は？

では、大人のプール熱の症状と治るまでの期間を見ていきましょう。

子供の場合と異なり、大人では長くても1週間で回復する事が多く見られます。

ただ、高齢者や妊婦では症状が重症化する事があるため、プール熱にかかった時には十分な注意が必要です。

また、免疫力が下がっている人の場合でも症状が重症化したり合併症を起こしたりする可能性があります。

いつまでも症状がおさまらないという時には、医師の診断を受けてみましょう。

プール熱から起こりうる他の病気には以下のようなものがあります。

①胃腸炎

アデノウィルスがお腹に影響を与えるため、下痢が数週間続くといった症状を出す事があります。

②呼吸器感染症

咳が長く続く場合には、マイコプラズマなどの呼吸器系の疾患を患っている場合もあります。

この場合抗生物質が必要になりますから、必ず医師の診察を受けましょう。

③肺炎

高齢者の場合は特に、痰が気管の方に入って肺炎を起こしてしまう事があります。

喘鳴が出ている場合や、呼吸が苦しそうな場合には肺炎にかかっていないかどうかを診てもらいましょう。

④膀胱炎

出血性膀胱炎などの症状が出る場合は、カテーテルを使った処置などが必要になる場合があります。

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大人がかかっても症状が大なり小なり出るプール熱。

症状が出る間は出来るだけ会社を休んで、治療に専念しましょう。

また、子供から移るかもしれないといった状況では、出来るだけ看病する側が体を休めて、予防にも努めるようにしましょう。

夏の時期に限らず、一年を通じていつでもかかる事を考えて、免疫力を常に高めておきましょう。

お大事にしてくださいね。