ロタウイルス 大人 症状

ロタウイルスによる感染症とは、子供がかかりやすいと言われている病気で、激しい下痢や嘔吐に襲われる急性胃腸炎です。

万が一、お子さんがロタウイルスに感染してしまったとき、大人である自分、あるいは他の家族は感染しないのか、心配ですよね。

感染が広がらないためにも、ロタウイルスに関しての知識を増やしておきましょう。

ロタウイルスの大人の症状は？

大人の症状としては、下痢、嘔吐、発熱が多く見られます。

幼少期に一度でも感染したことがある方は、ロタウイルスに対しての免疫力を持っているはず。

子供に比べて大人の症状は軽いので、自分の免疫力や自然治癒力を信じましょう。

そして、嘔吐と下痢の症状が出たときには、脱水に陥ってしまう場合もありますので、気をつけてください。

しかしながら、疲労感を感じていたり身体が弱っていたりするときに、ロタウイルスは牙をむくことがあります。

重症化する前にゆっくり身体を休めることも大切です。

ロタウイルスで大人は下痢や熱はどれぐらい続く

ロタウイルスの症状の中で特徴的なのは、下痢で出た便は白い色をしていることです。

何故白いのかと言うと、体内で自身の免疫力とロタウイルスが戦い、その戦いに負けたウイルスたちが白くなって便として排出されるからです。

人によりますが、7～10日間ほど、下痢の症状が続くことがあります。

また、発熱に関しては、微熱が続いて倦怠感を感じたり、高熱が出てしまう方もいます。

特に微熱は、ロタウイルス感染の前兆とも言われることがありますので、倦怠感を感じだしたころから注意が必要ですね。

ロタウイルスになったら大人は仕事をどうする？

ロタウイルスに感染したとき、必ずしも出勤停止であるということはありません。

ノロウイルスやインフルエンザは出勤停止の対応をしている会社は多いですが、ロタウイルスに関しての規定は特にないようです。

しかし、休むことが好ましいとも言われています。

普段通りに出勤しても構いませんが、感染力の強いウイルスなので、社内に病気を広めてしまう可能性が高いです。

尚且つ、自分の体調も悪いので、周囲にも迷惑をかけたくないですよね。

感染を広めないためにも、自分の体調がこれ以上悪化せず早く治すためにも、無理せず身体を休めましょう。

それでも会社へ行く場合、下痢がおさまらないからと言って、自己判断で下痢止めを服用することはなるべく避けるようにしてください。

下痢はつらい症状かもしれませんが、体内のロタウイルスを出すための大切な行為です。

下痢を止めてしまうと、ウイルスは体内に留まってしまって、さらに体調不良が続くことになってしまいますよね。

つらいときは無理をせずに病院へ行くようにしてくださいね。

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ロタウイルス感染症の治療法としては、これといったものはなく、対症療法となります。

こまめな水分補給と消化のいい食べ物を摂取し、安静に過ごしましょう。