感染力の強いロタウイルス。
1~5月に多いと言われていますが、前もって予防する方法はあるのか疑問に思っている方もたくさんいると思います。
そこで、予防接種が必要なのかなどを説明してまいりましょう。
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赤ちゃんなど乳幼児に多く発症するロタウイルス感染症ですが、激しい下痢や嘔吐に襲われ、しかも感染力が強いために家族内に広まり、
家族みんながつらい思いをしてしまうことになります。
子育て中のママも、赤ちゃんが発症してつらそうなのを見ながら看病するのも気が気じゃありませんし、自分に感染してしまえばさらに大変です。
そこで、ここ数年でロタウイルスの予防接種を受けることができるようになりました。
心強い味方ですよね。
ただ、予防接種を受けたからと言って、必ずしもロタウイルスに感染しないと決まったわけではありません。
赤ちゃんのときにしっかりワクチンを接種しても、5歳くらいまでに1回はかかると思っておいた方がいいと思います。
では何故予防接種を受けるのかと言うと、乳幼児のときにロタウイルスに感染してしまうと、症状が重症化しやすいからです。
これは怖いですよね。
しかしながら、予防接種の必要はないと言われる病院もあり、それぞれの家族内でも予防接種はしないと答える方も多くいます。
理由としては、ここ近年でできたワクチンですから、今までもなかったのにこれからも必要ないと考えている方、また、ワクチンができて日も浅いため、
副作用や後遺症が出るか出ないかのデータも数少なく、絶対に安全であるということが確信できないといったことがあるからです。
また、予防接種を受けても、ロタウイルスの抗体が完全に出来上がるのは、ロタウイルスの流行が終わってからなので意味がないと言われる方もたくさんいます。
それでも、お子さんがロタウイルスにかかってしまった経験のある方は、子供がつらそうなところを見たくない、家族、お子さんの兄弟に感染したら大変だと考え、
予防接種は必要だとの声もたくさんあがっています。
外から持ち込まないように予防するべきだという意見も出ています。
さまざまな意見を参考に、副作用や病気の内容などといった事実も受け止めながら、予防接種が本当に必要かどうか、家族で相談して判断していきましょう。
ロタウイルスに対するワクチンは、ロタリックスとロタテックの2種類あり、前者は2回、後者は3回の接種と定められています。
生後6週目からワクチンを打つことができますが、他のさまざまな予防接種のことも含めて考えると、生後2か月以降が良いとされています。
生後2か月ごろに、赤ちゃんはヒブ・小児用肺炎球菌ワクチンを受けますが、このときに同時に接種するのもいいでしょう。
2回打つか3回打つかは、少ない回数で早く済ませたいなら2回にしたり、余裕をもって受けたいなら3回にしたり、お子さんの予防接種のスケジュールと調整して行ってくださいね。
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ロタウイルスの予防接種は他のワクチンとは違い、接種の期間が決められています。
それは、予防接種による副作用が起こりにくいとされている低い年齢で接種することが推奨されているからです。
2種類のワクチンともに15週くらいまでに初回接種は受け、最終は、ロタリックスは生後24週まで、ロタテックは生後32週までに受けることが望ましいと言われています。
予防接種完了後、少なくとも約3年間は継続して効果があるとの研究結果が海外でも残っています。
また、どちらのワクチンもはじめて打ってから免疫をつけるには2週間ほどの期間が必要だと言われています。
初回時は時間がかかりますが、それ以降は眠っていたロタウイルスに対する免疫力を呼び覚ますだけの時間なので、比較的早く免疫をつけることができるでしょう。
赤ちゃんが予防接種したあとに便をしたとき、その便にはロタウイルスが含まれているので、オムツを交換するときは注意してください。
交換後は必ず手洗いをしてくださいね。
また、接種後に体調不良が見られるようであれば、病院を受診するようにしましょう。
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