スイミングを休ませる基準で咳だけや鼻水だけのときは休ませる?休ませない?

目安時間:約 6分

スイミングに通わせている親御さんにとって、子供の体調は毎回の課題かもしれません。

無理に行かせると、後でガタッと調子が悪くなる事がありますね。

今回は、子供がスイミングに通っている場合気を付けたい、いくつかの症状を検証していきます。

学校で疲れている後連れて行って、次の日に登校出来なくなる事がないようにいくつかのアドバイスもあげていきます。

ぜひ参考にしてください。

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スイミングを休ませる基準は?

スイミングに行かせない方が良い典型的なパターンを見ていきます。

■発熱している

平熱が36.5度として37度を超えたら、体調を見て運動は控えた方が良いかもしれません。

前日まで発熱していた場合も控えましょう。

子供の発熱は突然起こり重症化しますから、気を付けます。

■皮膚疾患

感染の恐れがある皮膚病では、医師の判断に従いプールは治るまで控えるようにしましょう。

アトピーでは皮膚の状態を確認してプールに入る事が出来ます。

塩素が肌を刺激するため、泳いだ後は石鹸を使ってキレイに洗い流してから、軟膏などを使って皮膚のケアをしましょう。

■傷口が治っていない

生傷や出血がある傷口は簡単に病原菌の付着しやすい場所となります。

蚊にかまれた後で掻きむしった後などにも気を付けましょう。

■中耳炎

耳に痛みや違和感がある場合、プールに入れると症状が重症化しやすいため控える方が良いと言えるでしょう。

赤ちゃんであれば耳に手をやる・耳が赤いなど観察して気がついてあげる必要があります。

■その他

目に元気がない、充血しているなど目は体調を表しやすい器官です。

子供が咳だけが出るときスイミングはどうする?

では、発熱もなく元気もあるけど咳だけが残っているなどの場合にはどうすれば良いのでしょうか?

これは、その子供の体力によると思われますが、咳の原因を知って感染の危険度が低ければ30分までのレッスンであれば問題ないような気がします。

■喘息のような咳

「乾いた咳」が何週間も、場合によっては何か月も続く場合があります。

気管が弱っているため、呼吸が苦しく運動をするとヒーヒー荒い呼吸をする事が特徴的です。

喘息症を改善するにはスイミングなどの軽い肺を使った運動が適していますが、無理をすると逆効果ですから楽しく泳げるかどうかで判断しましょう。

■風邪の咳で痰が出る

感染の原因となりうるこのタイプの咳では、スイミングは控えた方が良いでしょう。

他の症状(鼻水や発熱)が出ているかどうか、とも兼ね合わせて先ずは、体を休ませて症状の緩和を目指しましょう。

■寒暖差が起こす咳

プールに行くと咳が出始める場合、気温の差が原因かもしれません。

タオルや水着を工夫して、温度差をなくす工夫をして改善してみてください。

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スイミングは鼻水が出るときは休ませる?

鼻水ですが、子供の鼻水を気にし始めたらどこにも行けなくなるかもしれません。

特にスイミングでは、鼻にも口にも耳にも水が入って来ますから防ぐ事は難しいかもしれません。

逆に、鼻水から出る病原菌を殺す塩素の力を信じて、気にせずに泳がせる方が良いと思います。

また、リスクを考えてシャワーでキレイに洗い流すなど、後ケアに力を入れて乗り越えたいものです。

ただ、確かに公共の場所ではマナーは大切です。

ここでは、プールを控えた方が良い気になる鼻水に注目しておきましょう。

①風邪をひいた後で、くしゃみを介して感染の恐れがある場合

②鼻水が常に出ている

ひどい花粉症やアレルギーなどで体力もない場合

③蓄膿症や副鼻腔炎で、色や匂いがある鼻水が出ている場合

これらのケースでは、耳鼻科での治療を始めてからスイミング再開の目途を立てる方が良いでしょう。

プールの後に、点鼻薬や耳の薬をすすめる薬剤師もいます。

我が家では、子供が耳に違和感や痛みを訴えた時、耳の点耳薬を数滴入れて様子を見ます。

症状に合わせて臨機応変に処置してあげましょう。


スイミングは子供の頃から行くと泳げるようになるだけではなく、免疫力が付くので習わせておきたいという親御さんは多くいます。

実際、始めてみると休まなくてはならない時も多く、お金がもったいないと言う話もよく聞きます。

出来れば、学校で勉強してスイミングで運動した後は良い睡眠を取って元気に次の日を迎えてほしいものです。

大変ですが、子供体調や元気度に応じて親が判断してあげましょう。

子供が楽しく通えることが何より長続きのコツです。

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