プールには入れない病気はどんなものがるの?感染する皮膚の病気は?傷がある時は入れない?

目安時間:約 5分

学校や習い事でプールに入る子供さんを持つ親の皆さん。

プールに入っても良いかどうかは毎回の課題ですね。

家は息子をプールに通わせていますが、具合が悪い時に無理にプールに入れると後で必ず熱を出したり、鼻が詰まったりするので気を付けています。

では、プールを休ませるべきかどうかどこで判断する事が出来るのでしょうか?

今回は、子供がプールを控えておきたい病気や怪我について見ていきます。

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プールに入れない病気はどんなものがある?

水泳はかなりの体力を使います。

ですから、以下のような症状のある時には子供の様子を観察して、プールを控えておきべきかどうかを判断しましょう。

■発熱していないか

平熱よりやや高め、または熱が下がって直ぐは控えておいた方が良いでしょう。

平熱を知って、その日の様子や他の症状を合わせて決めましょう。

■疲れ具合

悪寒や筋肉が痛いなど風邪の初期症状がないかをチェックします。

何か元気がないな、目がしんどそうだなと思ったらプールは控えて、体を休めた方が良いかもしれません。

■嘔吐や下痢

完全に治るまでプールに入らない方が良いケースです。

■感染病

おたふく・水ぼうそう・麻疹など感染病指定の病気にかかっている場合、医師の許可が出るまでプールだけではなく、外出もしばらくお休みしなければなりません。

■その他

病気ではなくても皮膚が弱いまたは、掻きむしって血が出ている時は、塩素がその子供の症状を悪化させる恐れがある場合があります。

症状が良くなるまでスイミングは見合わせた方が良いかもしれません。

プールで感染する皮膚の病気は?

ここでは、感染病の指定の中でも子供がかかりやすい皮膚病をあげています。

■とびひ(伝染性膿痂疹)

水疱が出てかゆみを伴う事が多い皮膚病です。

乾燥して肌が落ち着くまではプールは控えましょう。

■水いぼ

ニキビのようなプクリとした水疱が皮膚に出来る。

掻きむしって汁が出ていない状態では感染の恐れが少ないためプールに入る事は出来ます。

ただ、タオルやビート板などを共有しないように気を付けましょう。

■結膜炎(ヘルパンギーナ・プール熱・アデノウイルスなど)

目が充血してかゆみを伴う伝染病です。

医師の許可が出るまではプールはもちろん、学校もお休みしなければなりません。

■アタマジラミ

プールで他の人に感染させる恐れがありますから、控えた方が良いでしょう。

気が付く事が難しいため、頭が痒そうであれば髪の毛を短くしたり、洗髪をして改善を図りましょう。

■疥癬(かいせん)

人ダニのが皮膚の柔らかい所に巣くってかゆみや痛みを発します。

肌と肌の接触で感染しますから、プールでは注意が必要です。

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傷があるときにプールに入れる?

では、最後に傷口について考えておきましょう。

最初にもあげましたように、プールには塩素が入っているため肌の弱い人や傷口がある人には痛みが伴います。

以下のような点をチェックして、プールに入る事が出来るかどうかを決めましょう。

①掻き傷で血が出ているか、またはカサブタが出来ていない

生傷と言われる部類であるこの傷は、感染症の入り口になりやすく傷も治り難い可能性があります。

プールはカサブタがキレイに出来るまで控えましょう。

②火傷や水いぼなど水疱が出来ている場合

傷口を擦らないように気を付けてプールに入る事が出来ます。

タオルは必ず個人用のものを使いましょう。

③アトピーで肌が乾燥または傷だらけ

アトピーは水泳が良いと言われていますが、肌が弱っている時や傷だらけでは塩素が痛みを与えてしまいます。

体調の良い時を選ぶようにして、プールの後塩素はシャワーでキレイに流しましょう。

④喘息

喘息改善にも水泳は良いと言われています。

最近の子供たちには運動が足りていないので、水泳で体力を付けてあげたいですね。


いかがでしたか?

週に一度や二度かもしれませんが、泳ぐ事は体にとっても良い運動です。

子供の体調や肌の調子に合わせて出来るだけたくさん泳ぎ機会を与えてあげたいですね。

出来ない場合は、家のお風呂やお布団でもプールで泳ぐ真似をさせてあげてください。

元気にすくすく育ていきますように!

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