ムシムシする季節、湿気の多い時季は菌が繁殖しやすく、食べ物もすぐに傷んでしまいます。
気付かずに食べて気分が悪くなってしまい、
もしかして食中毒かも・・・!?
と不安になってしまう方も多いと思います。
ここで、食中毒の症状、そして症状が出るまでの時間など、お話していきましょう。
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食品を摂取してから症状が出るまでの時間は、食べた量と細菌によって異なりますが、概ね30分~8日間となります。
すでに食品の中で細菌が繁殖し毒素を作りだしてしまっていたものを食べてしまった場合は、比較的短い時間で症状が出てしまいます。
細菌の種類は、発症まで1~7日のカンピロバクターや6~48時間のサルモネラなどの感染型と、発症まで6~15時間のボツリヌス菌などの毒素型があります。
発症時間の長いものだと、8~22日間の潜伏期間のあるウェルシュ菌というものもあります。
主な症状としては、腹痛、下痢、嘔吐ですが、発熱する場合もあります。
このとき、よく
風邪と勘違いしてしまって処置が遅れてしまう
ことが多いので、注意するようにしましょう。
例えば、ボツリヌス菌は毒素型であり、6~15時間で発症し、物が二重に見えたり、
唾液・汗の分泌障害などの神経症状が出るのが特徴的な食中毒で、ひどい場合は呼吸困難も起こすことがあります。
菌によって発症時間も症状も変わってくるので、注意しましょう。
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血の気のない貝類に当たると症状がきついとよく言われていますが、実際の症状、潜伏期間はどうなのでしょうか。
牡蠣での食中毒は、ノロウィルスという菌が原因で起こります。
発症までの時間は6~8時間と比較的短く、感染後は20~48時間体内に留まるので、下痢や嘔吐で体内から毒素を出せば、1~2日間で回復に向かいます。
腹痛、下痢、嘔吐、発熱が主な症状ですが、現時点では、ノロウィルスを撃退する薬が見つかっていないので、自分自身の自然治癒力で治していくしか方法はありません。
下痢や嘔吐で毒素を排出するしかないのですが、このときよく脱水症状を引き起こしてしまうので、水分補給だけは必ずしておくようにしましょう。
続いて、お肉に関する食中毒の潜伏期間についてお話していきましょう。
生肉やユッケで食中毒を起こしてしまう場合もありますが、このときの原因となる菌は主にカンピロバクターとO-157などの腸管出血性大腸菌です。
カンピロバクターとは、鶏肉に多く見られるものですが、発症まで2~7日間となっています。
O-157は、生レバーなどによく見られ、発症まで1~12日間です。
両方の菌に言えることは、お肉を十分に加熱すること。
これら2つの菌は熱と乾燥に弱いので、食べるときに使った食器などもよく洗って熱湯消毒、乾燥まできちんと行った方が良いでしょう。
一概に食中毒と言っても、原因となる細菌はさまざまな種類があり、それだけ潜伏期間と症状も違いますので
もし食中毒になってしまった場合は、ここ数日で何を食べたか少しでも思い出して
その原因に見合った対策をしていきましょう。
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