小脳梗塞の後遺症のめまいの対処の仕方は?どれぐらいで治まるのか?

目安時間:約 4分

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小脳が司る平衡感覚の部分の損傷による後遺症。

その後遺症であるめまいはどのように対処したらよいのでしょうか。

また、どれくらいの時間で改善するのでしょうか。

どんなめまいがするのか、どんなことをすると少しでも楽になるのでしょうか?

また、薬は普通のめまいの薬とは違うのでしょうか?

生活の上でも気を付ける点など、調べてみました。

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小脳梗塞の後遺症のめまいの対処の仕方は?

「めまい」は小脳梗塞の症状で、悩んでいる方も多いと思います。

小脳梗塞は、平衡感覚を司る小脳への血流が何らかの原因で滞り、機能を発揮できていない状態です。

そのため、小脳梗塞では「回転性眩暈」といい、回るようなめまいを起こします。

このめまいは、20~30秒で治まると言われています。

小脳に血液を起こる血管は椎骨動脈といい、頸椎という椎骨の中を通っています。

急に首の向きを変えるような動きをすると、椎骨動脈が圧迫され血流が滞り、めまいを起こします。

このような動作をするときは急を要する場面であることが多いとは思いますが、突発的なめまいが現れたときはその場にしゃがむか横になり、転倒しないよう対処しましょう。

ベッドや椅子から立ち上がるときは、ゆっくり時間をかけることもめまいを起こしにくくなります。

めまいは薬で対処する方もいらっしゃるかと思います。

抗めまい薬という薬が存在し、めまいの症状を抑える効果があります。

しかし、抗めまい薬は症状の原因によっては全く効果を発揮しません。

めまいに対する薬が必要な場合は、病院に行きましょう。

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小脳梗塞で受診すると多数の薬を処方されます。

多くは障害された脳の機能を改善することを目的として処方しています。

脳に栄養や酸素が送られやすくしたり、脳の血流を増加させたり、神経伝達機能を改善したりと、そのアプローチ方法は様々です。

中でも抗血小板薬や抗凝固薬は血行改善および再発予防を目的に服用します。

脳梗塞の原因の多くは、血管が血栓などにより狭窄もしくは閉塞することです。

血栓には血小板によるものとフィブリンによるものがあります。

抗血小板薬や抗凝固薬は、疾患の原因となる血管での血栓形成を阻害することで、再発を予防します。

しかし、血栓形成を阻害するということは、身体のどこかで怪我をした時にも止血しにくいということになります。

これらの薬を服用している方が切り傷等、出血するような怪我をすることは非常に危険です。

このような理由からも転倒を回避することは重要といえます。


小脳梗塞ではめまいが頻繁に現れます。

服用している薬の影響もあるので、無理をせず転倒しないよう注意しましょう。

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