家族や友人が小脳梗塞になってしまった。
お見舞いのタイミングや品物はどうしたらよいのでしょうか。
そもそも、お見舞いに行く事が出来るのでしょうか。
どのような状態で治療をしているのかを知り、本当に行ってもいいのかどうか、行くとしたら何に注意をしたらいいのか。
お見舞いで本当に喜んでもらえる物、負担にならないものは何なのでしょうか。
気を付ける注意点などについてまとめてみました。
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脳梗塞では後遺症が残っている場合があります。
小脳梗塞では、後遺症として脳性麻痺や言語障害などを起こします。
脳性麻痺とは、身体が思うように動かず、細かい動きができなかったり、きちんとした姿勢を保てなかったりします。
自力で食事も摂れず、トイレにも行けないことが少なくありません。
患者さんの中には、このような後遺症に悩んでいる自分の姿を他人に見られたくないという人もいます。
また、言語障害では、言語や文字の関わる事の全般が理解できなくなったり話すことができなくなってしまったりします。
先日まで何事もなく会話していたあなたがお見舞いに訪れ、自分は話すこともできないとなると、もどかしい気持ちになるのは想像に難くないと思います。
お見舞いの品には特段の注意を払いましょう。
定番と思われがちな「花」ですが、病院によっては許可していない場合があります。
匂いが強い花、縁起が悪い花の他、花瓶に飾るタイプの花は多くの病院で規制されています。
花瓶に飾る花は、水を必要とするため細菌の温床となりやすいのです。
また、環境美化の際に花瓶を落とし割れてしまうと危険であるため花瓶の花は断られることがあります。
小脳梗塞では症状の程度によりますがリハビリを行います。
リハビリでは汗をかく内容のものもあるため、タオルが喜ばれます。
食べ物を贈る方もいらっしゃいますが、食事制限を行うことがあるためおすすめではありません。
身体の自由が利かずベッドに寝ている時間が多くなりますので、テレビカードは喜ばれるでしょう。
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お見舞いに訪れるタイミングですが、本人が他人と会う気力があるか否かが重要です。
脳梗塞になり、脳性麻痺や言語障害などの後遺症の他、頭痛や吐き気、めまいが現れていると、どうしても人に会う気力は湧いてこないですよね。
さらに、脳梗塞に倒れると、重篤な場合は集中治療室で治療を受けることがあります。
集中治療室ではお見舞いができないことも多いです。
室内には患者さんの状態を絶え間なく把握するための様々な生体情報モニタがあります。
お見舞いに訪れるのは、全身状態がある程度落ち着き、集中治療室から一般病棟に転棟してからでも遅くはありません。
患者さんの状態を知っている方がいるのであれば、お見舞いはその方に尋ねてからの方が良いかもしれません。
小脳梗塞では外見や精神面の変化を伴う後遺症があるため、一概にお見舞いに行くべきとは言えません。
お見舞いは、相手の状態を知っている人に伺ってからでも遅くないでしょう。
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