アレルギー性鼻炎なのか、風邪なのか、症状が似ていてわからない!といったとき、どうしますか?
症状が似ているので薬も同じものを使用してもいいんでしょうか?
今回は、アレルギー性鼻炎の薬と風邪の薬の違いについてご説明してまいりましょう。
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アレルギー性鼻炎なのか風邪なのか、判断ができないときはどちらの薬を飲めば良いのでしょうか?
アレルギー性鼻炎はアレルゲンが、風邪はウイルスが原因となって起こる症状で原因は全く違いますが、
実は、鼻水や鼻づまりといった症状は「鼻の炎症」が原因となって起こっているものなので、
成分は違えど、アレルギー性鼻炎の薬でも風邪の薬でも効果が得られると言われています。
アレルギー性鼻炎の薬は鼻の症状を緩和するということに重点を置いていますが、風邪の薬は鼻以外にも効果が期待できます。
特に鼻の症状について気になる方は、鼻風邪の薬も販売されているので、そちらも選択肢にいれてみてはどうでしょうか。
ただ、アレルギー性鼻炎と風邪の薬を同時に服用するのは、飲み合わせが悪いため、やめてくださいね。
もし、アレルギー性鼻炎の薬を飲んだけど効果がないので風邪薬を飲もう!となった場合は、最低4時間、できれば6時間ほど時間を空けて内服してくださいね。
それでは、アレルギー性鼻炎と風邪を併発してしまったらどうしましょうか?
併発してしまったら、副鼻腔炎、いわゆる鼻の症状が重症化してしまって、呼吸までもつらくなってしまいます。
空気の乾燥や免疫力が弱まっているときにかかりやすいので注意したいですよね。
治療するとなると、抗生物質を飲み、日々の鼻水の色を観察して、色味のない鼻水となったら、抗ヒスタミン薬の服用、点鼻薬用のステロイドを使用することが多いようです。
くしゃみや鼻水は、ヒスタミンというアレルギー物質が原因となっているため抗ヒスタミン薬を処方することが多いと言われています。
また、薬の内服だけでなく、十分な睡眠をとり、体をしっかり休めることも大切ですね。
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アレルギー性鼻炎でも、鼻づまりのとき、鼻水が出るときでは使用する薬が違ってきます。
一般的に広く用いられるのは、内服薬の抗ヒスタミン薬です。
鼻水が出るときはこちらで対処できるかと思います。
鼻づまりのときには、抗ヒスタミンの点鼻薬、ステロイド点鼻薬、血管収縮薬の点鼻薬の3種類が有効であると言われています。
点鼻薬は鼻に直接薬を噴射して使うお薬ですが、血管収縮薬の点鼻薬については注意が必要です。
これを繰り返し使用することによって、何も症状のなかったところの鼻の血管が腫れてしまい、そこに再び鼻づまりが発生してしまうからです。
血管収縮薬の点鼻薬を使用する場合は、できるだけ重い症状のときに、短い期間で使用することをおすすめいたします。
風邪気味のときには、自分の症状に合わせて内服をしてくださいね。
鼻づまりが気になるときは点鼻薬を、先ほど申したように血管収縮薬の点鼻薬はおすすめしませんが、抗ヒスタミン点鼻薬、ステロイド点鼻薬のどちらかを、
鼻水が気になるときは抗ヒスタミン内服薬を使用してください。
いかがでしたか?
アレルギー性鼻炎と風邪の症状を見極めて薬を内服したいところですが、難しい場合もありますよね。
できれば病院を受診し、自分に合った薬を内服できるようにしたいですね。
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