帯状疱疹 違い

身体にぶつぶつ痛いのが出来ているけれど、これって何？

痛いけれど、帯のように繋がっていないし、帯状疱疹なのか分からない。

帯状疱疹なのか、他の病気なのか見分けるポイントはあるのでしょうか？

帯状疱疹と違いがわかりにくい病気は？

初めてぶつぶつ痛いのが出来てくると、何なの？って思いますよね。

帯状疱疹も、軽度の場合はそんなに固まって分かりやすく出て来てくれないそうです。

帯状疱疹にかかっている方が、自分でキチンと病名を把握していたのは、なんと30％ほどで、後の方は他の病気と間違えている、という事だそうです。

どんな病気と間違えていたのか、というと、「虫刺され」「かぶれ」だそうですよ。

その中でも、ダントツにかぶれと間違えている患者さんが多いそうです。

それでは、かぶれや虫刺されと帯状疱疹とを見分ける方法を見てみましょう。

先ずは、どちらにも症状として現れる、赤みを帯びた水疱の現れ方から見てみましょう。

虫刺され、かぶれの場合

・場所は体中に現れ、規則性はない

帯状疱疹の場合

・身体の片側に現れやすく、規則性がある

・通常は身体の１か所に神経に沿って現れ、２か所に及ぶことはほとんど無い

次に、痛みの出かたについて見てみましょう。

虫刺され、かぶれの場合

・痛みやかゆみは、症状が現れると同時に起こる

・かゆみを伴う事が多い

・痛みやかゆみは、皮膚の表面上に感じる

帯状疱疹の場合

・症状が現れるより前から、皮膚がピリピリチクチク痛む

・痛みは皮膚の内側から感じる

こうして並べてみると、見分けが付きそうですね。

軽度に出る場合は、見た目が似ている事から勘違いが多いようですが、少しでも異常を感じたら、皮膚科にかかることをお勧めします。

---

意外と調べてみると、大きな違いがありました。

皮膚の表面からくる痛みなのか、内側から来る痛みなのか。

発疹が出る前に、皮膚に痛みは出ていたのか。

体中にランダムに表れているのか、まとまって現れるのかなど、見分けるポイントが分かりました。

疑わしい場合は、自己判断せず、早目に医師にかかって、体を休めるなど対処しましょう。