溶連菌 仕事

子供の間でよく流行する溶連菌感染症。

実は、大人への感染も認められているんです！

子供の場合、保育園や学校への出席は停止とされますが、大人の場合どのように対処されるのでしょうか？

会社への出勤もしてはいけないのでしょうか？

大人の溶連菌についてお話をしてまいりましょう！

溶連菌になったら仕事はマスクとかして出社するの？

溶連菌感染症は、A群溶血性レンサ球菌という細菌が原因となって引き起こされており、３８～３９度の高熱や喉の痛み、発疹が主な症状として報告されています。

加えて、舌に赤いブツブツが出来る「いちご舌」という症状が特徴的でもありますが、これは主にお子さんによく見られる症状で、大人は免疫力が高いためあまり見られません。

お子さんが溶連菌にかかったときは学校保健法で定められている通り、保育園や学校への出席が認められず自宅療養することになりますが、大人の場合、会社へ出勤しても大丈夫なのでしょうか？

大人の場合、お子さんのように特に規則として定められているものはなく、会社へ出勤しても良いとされています。

免疫力も高くさほど重症化しないということ、ご自身のペースが十分理解でき対応できる能力を持っていることから、特には制定されていないようです。

したがって、症状の軽い・重いや急ぎの仕事の有無で、会社への出勤をどうするかを決めることとなります。

もちろん、症状の重い方は仕事どころではありませんよね。

それに反して、高熱で動けないということもなく、休むまでもない症状の方も多くいるでしょう。

かと言って、何の対応もせず普段通りに出勤するのも感染を広めてしまうかもしれません。

のどの痛みや微熱といった軽い症状が出ているだけでも、感染力は計り知れなく、飛沫感染や経口感染によって社内に溶連菌が蔓延しかねませんので、必ずマスクを着用し、手洗いうがいをこまめに行う、タオルや食器を使用する職場では別々に使ってさらに殺菌まで行うなどといった対応をしましょう。

念のため、上司には溶連菌であることを報告しておくことも大切です。

そして、何より重要なのは、病院へ行き処方された抗生物質を正しく服用すること。

溶連菌を無くすためにも抗生物質をきちんと服用し、飲み切るようにしてくださいね。

抗生物質を飲むことで殺菌し、症状を抑制してくれ、感染力も次第に低下していきますよ。

お薬の服用をお忘れなく、そして感染予防のためにマスク着用などを行い、会社へ出勤してくださいね。

溶連菌で仕事を休むときは何か必要？

先述しました通り、会社勤めをしている方で溶連菌にかかっても、出勤停止というような対処をしている会社はありません。

しかし、症状が重いときや急ぎの仕事がなく感染を広げないため・大事を取るために休む方もいらっしゃるでしょう。

その場合、会社へ何か提出しなければいけないのでしょうか？

実は、特に書類の提出をせず電話連絡で欠勤できるところもある分、医師の診断書が必要な職場もあり、各所それぞれの対応が必要になります。

ご自身の会社に今一度確認し、診断書が必要か不要かを確認しておきましょう。

ただ、医師に診断書を書いてもらうとなると、別途料金が必要となりますので、どうぞご了承ください。

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大人が溶連菌感染症にかかった場合の会社への出勤についてお話をしてまいりました。

ご自身の体調に合わせて出勤や欠勤を決めるか、自己判断できない場合は医師に相談して決めてみてもいいと思いますが、一番大切なのは感染を拡大させないようにすることです。

出勤する際は必ずマスクを着用したりタオルを別々にしたりといった対応をするよう心がけてくださいね。

自宅で休まれる際も、マスクをしておくと家庭内感染も防ぐことができますよ☆

そして、溶連菌にかかったときは、病院で処方された抗生物質を用法容量を正しく守って服用してくださいね＾＾