溶連菌になったら登園は控えるべき?いつからならいいの?

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高熱や喉の痛み、かゆみを伴う発疹といった症状が見られる溶連菌感染症。

舌にも口内炎ができ、通称「イチゴ舌」と言われており、お子さんの間で流行しやすい感染症です。

特に冬場に流行しやすいですが、1年通して見られる感染症でもあります。

そんな溶連菌ですが、気になることと言えば、「保育園や幼稚園に通っているんだけど、登園はできるのかな?」ということではありませんか?

今回は、溶連菌にかかったときの保育園や幼稚園への登園について、詳しく見ていきましょう!

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溶連菌になったら登園はできない?

インフルエンザなどに感染してしまった場合は、保育園への登園や小学校への登校は認められていませんよね。

溶連菌もそれと同様に登園が認められていないのでしょうか?

実は、学校保健安全法の中で溶連菌感染症は、第三種の中に含まれており、これはどういう意味かと言うと、医師の判断によって登園許可が下りるまで登園ができないということを示しているんです。

したがって、溶連菌感染症を発症したときは、医療機関を受診し、登園できるかできないかを医師に判断してもらうようにしましょう。

もちろん、医師が登園できると判断しても(あまりないとは思いますが・・・)、お子さんの症状を見ながらお休みを決めてもいいと思いますよ^^

しかしながら、通っている保育園や幼稚園によっては、その園が定めた規定や登園禁止期間があるかもしれないので、きちんと確認しておくことをおすすめいたします!

溶連菌が治ったら登園はいつからできる?

溶連菌に感染して保育園をお休みしたけど、いつ頃から登園できるんだろう・・・?

と疑問を持つ親御さんも多いことでしょう。

一般的には、溶連菌感染症と診断されると、抗生物質を処方し治療を進めていきます。

抗生物質によって溶連菌は殺菌され、症状も治まってきます。

だいたい服用してから24時間経つ頃には、溶連菌も滅菌され減少していると言われており、早ければその頃に登園ができるお子さんもいるようですよ^^

したがって、抗生物質を服用してから24時間後、熱も下がり喉の痛みや発疹も消失していれば登園は可能となりますので、目安としては2~3日お休みしてから登園する方が多いと言われています^^

この間お休みすることで、溶連菌の感染拡大を防ぐことができるんです。

しかし、最近では共働きのご家庭も多く、つきっきりで看病するのも難しいという方もいるでしょう。

お子さんが溶連菌になったからといって、親御さんも必ずしも仕事を休まなくてはいけないということでもありません。

出来れば看病してあげたいところですが、そうもいかない方もいるでしょうから、祖父や祖母に預けてお仕事に行くこともいいと思いますよ。

ただ、感染の可能性はありますので、出勤や外出する場合は、溶連菌の感染拡大を招かないためにも、マスクを着用して自宅を出るようにしてくださいね☆

また、溶連菌から回復して登園できるようになった後も気をつけていただきたいことがあります!

それは、溶連菌が治って2、3週間経過したころのことです。

溶連菌が完治したと思っていても、その頃に急性糸球体腎炎や腎盂腎炎、しょう紅熱などを患っている可能性があるんです!

溶連菌に感染して抗生物質を処方されますよね。

これを最後まできちんと飲み切り、症状がなくなったから完治というわけではないのです。

2、3週間後にもう一度医療機関へ行き、尿検査等をして異常が見られなかったら完治ということになります。

このことを念頭に置いておきましょうね^^

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いかがでしたか?

溶連菌感染症は感染力が強いため、登園禁止の措置を取っていることがほとんどです。

そして、登園できるようになったからといって完治というわけではなく、少し日時が経ってから再度医療機関を受診して検査をしてもらうことが重要なんですね。

感染拡大を招かないよう保育園をお休みしつつ、2~3週間後の受診を忘れないようにしてくださいね^^

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