大人になってからのアトピー性皮膚炎で体質改善をしようと考えているかたに漢方を取り入れてみることをご提案いたします。
漢方を取り入れたからと言ってすぐにアトピー性皮膚炎がよくなるわけではないですが、体質改善の一環としての漢方のことをまとめました。
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アトピー性皮膚炎にはこの漢方がお勧めですよといったことではないですが、アトピー性皮膚炎の状態をみて漢方を取り入れることで
身体の中から改善してアトピー性皮膚炎にも効果がみられるといった感じです。
そのため、漢方で即効アトピー性皮膚炎にも効果が現れるわけではありません。
ですが、体質改善を目的で体内から改善されば体調もよくなり結果としてアトピー性皮膚炎もいい方向に向かっていく感じです。
アトピー性皮膚炎では皮膚が炎症を起こしていることが多々あるのでその炎症を抑えるために効果が期待できる漢方は白虎加人参湯(ビャッコカニンジントウ)がよくつかわれます。
炎症を起こしている熱を冷ます効果があります。
逆に冷え性に効果がある漢方は十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)だそうです。
アトピー性皮膚炎と冷え性は関係ないようだけどアトピー性皮膚炎で皮膚の表面のバリアがはがれているとそこから水分が蒸発するので
その時に熱も一緒に奪われて冷え性になるケースもあるということでした。
ただ胃腸が弱い場合は皮膚のバリアの状態が悪くなることもあるので注意が必要です。
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柴胡清肝湯(サイコセイカントウ)は炎症をやわらげる働きもあるのでアトピー性皮膚炎で胃腸の弱い方にはいいかもしれないですね。
大きく分けるとアトピー性皮膚炎の症状ではカサカサした皮膚の状態の場合とジュクジュクした皮膚の状態との2種類に分けられます。
皮膚がカサカサした状態の場合は体内に熱がこもりやすくなっている場合はあります。
その場合は温清飲(ウンセイイン)が効果があるといわれています。
体内に熱がこもりやすいとのぼせたりしてしまうこともあるのでそういった症状を鎮めるのにもつかわれます。
ホルモンバランスを整えてくれる効果もあります。
逆に湿疹のところがジュクジュクしている場合は分泌物を抑える効果がある消風散(ショウフウサン)が使われることがあります。
消風散(ショウフウサン)はかゆみを分散してくれる効果もあるのでアトピー性皮膚炎の症状がある人にも使われることが多いようです。
漢方はどれも苦くて飲みにくいものが多いですがこの消風散(ショウフウサン)はそれほど苦くなく甘味があるので飲みやすい方の漢方になります。
漢方は薬局でも買えますが、あくまでも症状をみてそれにあった漢方を取り入れることで体質改善の効果は期待できるというものなので、
最初はしっかりと病院でみてもらい処方してもらったほうがいいですね。
実際病院で処方されれば保険もききますし、薬局だと含有量が少なくなってしまうので結果的には病院で処方された方が安く済むこともあります。
漢方は体に優しいといわれていますが、症状によって正しく漢方を取り入れないと副作用も出ますので漢方がなんでも体にいいわけではありません。
アトピー性皮膚炎の症状を見ながら状況によって漢方も違ってきますので、あの人にこの漢方が効果があったから自分にも効果が必ずしもあるわけではありません。
自己判断しないで最初は病院に行くのをお勧めします。
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