鼻炎で頭痛もするときの治し方は?ツボや市販薬はどんなものがある?

目安時間:約 5分

鼻炎になると、鼻水や鼻詰まりに悩まされてしまいますよね。

それだけでも大変なのに、酷くなると頭痛までするのですから困ったものです。

ここでは、そんな時に役立つ治し方をご紹介します。

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鼻炎で頭痛もするときの仕組みと治し方

治し方の前に、先ずは鼻炎で頭が痛いくなるのか原因を学びましょう。

原因1:神経への刺激

鼻炎になると、鼻の奥にある場所(ふくびくう)に鼻水が溜まります。
本来は空洞のふくびくうに鼻水が溜まると、神経が刺激されて頭痛を引き起こす事があるのです。

原因2:酸素不足

鼻炎で鼻が詰まり、鼻で息をするのが出来なくなってしまう方も多いと思います。

そうなると口で呼吸することになってしまう訳ですが、口の主な機能は消化で、もともと呼吸をする場所ではありません。

なので、鼻で息を吸うほどの酸素を取り込めません。

その結果、脳が酸素不足に陥り頭痛が引き起こされる事があります。

鼻炎による頭痛の原因は主に上記の2つです。

原因が分かった所で、治し方を学んでいきましょう。

治し方1:耳鼻科を受診

根本的な原因である鼻炎を治して、頭痛も治す方法です。

鼻炎は自然に治すが難しいので、これが1番確実な方法です。

治し方2:鼻に蒸しタオル

湿度が高くなると鼻が通りやすくなるので、頭痛が改善される場合が多いです。

蒸しタオルを鼻に当てるだけなので、今すぐ頭痛を改善したい場合は試してみてください。

また、マスクをして息の中の湿気を鼻に当てるのも効果的です。

鼻炎で 頭痛がするときに効果のあるツボはどこ?

「耳鼻科に行く時間が無い!」「外出先でも簡単に出来る方法が知りたい・・。」など、

そんな方にはツボ押しをお薦めします。

簡単に出来るので、気になった時に直ぐやってみると良いでしょう。

ツボ1:攅竹(さんちく)

眉の目頭に位置するツボで、目に良いツボとしても有名です。
 
両親指で5秒ほどグッと押し上げるのを、5回ほど繰り返してみましょう。

ツボ2:印堂(いんどう)

眉間に位置するツボで、鼻血の予防にも効果的と言われているツボです。
 
やや強めの力で30回ほど、グリグリと刺激してみましょう。

ツボ3:上星(じょうせい)

印堂から真っすぐ上、髪の生え際から2センチほど上の部分に位置するツボで、頭痛や目が疲れた時にも効果的と言われているツボです。
 
グッグッと押し込む様に、1分ほど指圧してみましょう。

ツボ4:合谷(ごうこく)

親指と人差し指の骨が交差する場所に位置するツボで、万能のツボと言われるほど多彩な効果が期待出来るツボです。
 
主に、鼻水・鼻詰まり・頭痛・歯痛・肩こり・ニキビ・めまい・うつ・風邪気味・生理痛・便秘・下痢などの改善に良いと言われています。
 
3秒ほどグーッと押し込むか円を描く様に数回グリグリと刺激してみましょう。
 
 

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鼻炎で頭痛もするときは市販薬はどちらのものを選べばいい?

症状が重い時は、市販薬を使用するのもお薦めです。

しかし鼻炎と頭痛がするからといって、安易に鼻炎薬と頭痛薬を一緒に飲むのは要注意です。

配合されている成分が被る事が多く、とり過ぎてしまって効果が出過ぎてしまう可能性があるからです。

さらに、原因によっては症状を緩和させるどころか悪化させる可能性さえあります。

特に片頭痛の場合は、脳に酸素を送るために血管を広げるための薬を使用して痛みがでてくるのを抑えます。

ですが市販の鼻炎薬には血管を収縮させて症状を抑える薬が含まれている場合が多く、
片頭痛を抑えるために拡張させた血管を逆に収縮させてしまう事があります。

その結果、薬を飲んでも治らないという事態に陥ってしまいます。

鼻炎薬と頭痛薬のどちらが効くかは原因によって違うので、薬剤師さんに相談してからの使用をお薦めします。

成分によっては一緒に飲んでも大丈夫な場合も多いので、それも合わせて相談してみても良いでしょう。


自分で出来る簡単なものから専門家を頼るものまで、鼻炎とそれに伴う頭痛を治す方法は沢山あります。

自分に合った方法を見つけて、根気よく続けてみましょう。

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