膀胱炎､食べ物

「膀胱炎」は女性の5人に1人は一度は掛かると言われるほどなりやすい病気です。

また、男性でも少なからず病気を患う事から、誰でも注意する必要がある事が理解出来ます。

それでもかかってしまった時に出来る食餌療法や、取らない方が良い食べ物ががある事をご存じだったでしょうか？

今回のテーマは、膀胱炎を予防出来て食べた方が良い、または食べない方が良い食べ物に注目しています。

ぜひ参考にしてください。

膀胱炎の時に食べ物はどんなものを食べればいい？

先ずは、膀胱炎にかかってしまった場合、積極的に食べた方が良い食べ物を見ていきましょう。

①クランベリーやパイナップル

果物はビタミンCが豊富で積極的に摂りたい食べ物です。

特に、クランベリーは抗菌作用の高いA型プロアントシアニジンを多く含み、膀胱炎予防にも良い食べ物です。

②ヨーグルト

プロバイオティクスが多く含まれる無糖ヨーグルトがおすすめです。

腸内環境を整えてくれるので、膀胱炎予防にもおすすめです。

③セロリ

食物繊維が豊富で、膀胱の洗浄や利尿を助けてくれます。

普段から大目に摂る事は膀胱炎予防にも役立ちます。

④水分

アルコールやコーヒーはあまり良くないとされています。

白湯・紅茶や牛乳は利尿作用だけではなく、体を温めてくれるため良いとされています。

⑤しょうが

殺菌効果や体を温める効果が期待出来る食べ物です。

たくさん摂り過ぎると胃腸への刺激が強くなってしまうため、薬味程度で使っても良いかもしれません。

➅レンコン

タンニンや消炎作用が高いと言われて、膀胱炎の時には積極的に摂りたい食べ物です。

いつもの味噌汁にすりおろして入れるだけで、美味しいレンコン味噌汁が出来ますよ。

⑦大豆製品

豆腐や豆乳など豆製品も膀胱炎予防の効果が期待出来ます。

普段から積極的に摂りたい食べ物ですね。

膀胱炎を予防する食べ物は？

では、膀胱炎にならないように普段から食べておきたい食べ物を挙げておきましょう。

■ビタミン類

果物のビタミンや野菜から吸収出来るビタミンはどの病気にも必須です。

量と種類を増やして食卓を彩りのあるものにしましょう。

■発酵食品

ヨーグルトやみそ、漬物や梅干し、納豆など発酵した食品は腸内環境を整える効果があると言われています。

塩分には気を付けて、普段から積極的に摂りたいですね。

■ルチンやタンニン・ポリフェノール

レンコンを始め、蕎麦や大豆、小豆など利尿作用が期待出来る食品があります。

紅茶にもタンニンが含まれます。

利尿作用があり積極的に摂りたいもので、赤ワイン以外でもブルーベリーやイチゴなどのベリー系や、ホウレンソウ・玉ねぎなどはポリフェノールが豊富で良いですね。

■IPA

IPAは膀胱の粘膜の働きを良くすると言われていますが、マグロやブリはこれを多く含む魚であると言われています。

■海藻類

腸の粘膜を保護する働きがあり、積極的に摂りたい食品です。

わかめ以外にも、海苔・モズク・ひじきといった海藻類も食べてバラエティを楽しみましょう。

■水分

上記に挙げたような飲み物以外でも、スイカや冬瓜などの水分をたくさん含む野菜は良いですね。

膀胱炎に悪い食べ物はどんなものがあるの？

では、最後に膀胱炎に良くない食べ物を挙げておきましょう。

バランスが大事ですが、これらを頭に入れておく事は有効な手段でしょう。

✖アルコール・カフェイン類

胃腸の働きを弱め、体を冷やしてしまう事があります。

控える事から始めてみる事も出来ます。

✖酸のきつい食べ物

酢やトマト、みかんなどの酸の強い食べ物や果物は胃や腸にダメージを与えてしまいますから、膀胱炎の際には控えた方が良いと言われています。

✖刺激の強い香辛料

タバスコやチリ、ラー油など胃や腸に刺激の強い香辛料は避けた方が良いでしょう。

香辛料は控えて、昆布などを使って風味を工夫するように出来るかもしれません。

さらに、食べ過ぎ飲み過ぎは胃腸に負担を掛けてしまいます。

腹八分目に制し、量を減らして胃腸の負担を少なくしてあげましょう。

また、ここで挙げたものは一般的に言われているもので、食品によってはあなたに効果がないものや、逆に摂った方が良いものがあります。

掛かりつけの医師とも相談しながら、膀胱炎の治療に役立ててください。

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実際に効果が期待出来るかどうかは、体質とも大きく関わっていると思います。

牛乳が体質に合わない人に、膀胱炎の予防のため飲みなさいとは言えない事はその一例です。

食事の工夫はそれまでの経験や家族に意見など多角的にも検証しながら、バランス良く摂る事が一番大切なのではないかと思います。

また、膀胱炎には大抵「抗生物質」が処方されますから、決められた時間に必ず服用して細菌の撲滅に専念しましょう。

お大事にしてくださいね。