アレルギー性鼻炎の薬が子供に効かないときなどいつまで飲ませるのか?

目安時間:約 6分

bien8

寒くなって、空気が乾燥していると体調を崩しやすくなりますが、季節の変わり目にやって来るアレルギー性鼻炎も厄介な症状の一つ。

特に、子供がアレルギー性鼻炎でしんどそうにしていると可哀想で何とか早く治してあげたいのが親心ですね。

先ずは様子を見て医師に相談する事が必要ですが、アレルギーなどの場合、季節や天候など決まったパターンで繰り返し症状として現れる事があります。

アレルギー性鼻炎の薬を使う場合、どんな点に気を付けて子供に飲ませる事が出来るのかを検証していきましょう。

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アレルギー性鼻炎の薬を子供に使用するときに気を付けることは?

次にあげるのは代表的な鼻炎薬です。

子供の年齢や服用出来るタイプに合わせて処方しましょう。

■パブロン鼻炎カプセルS

7歳から14歳まで使えるカプセルタイプの鼻炎薬で、一日2回の服用。

抗ヒスタミン剤の働きでくしゃみ・鼻詰まりを緩和しますが、眠気や口の渇きなど副作用にも要注意。

4~5日服用しても効果が現れない場合は、医師の指示を仰ぎましょう!

■バファリン キッズ鼻炎シロップS

生後3か月から11歳まで使える飲みやすいイチゴ味のシロップで、年齢に合わせて1日3回~6回服用出来ます。

口の渇きや眠気が起こりにくいと言われていますが、副作用が起こる場合もあるので監視が求められます。

■ストナリニ サット

5歳から14歳まで服用出来るタブレットタイプで、飴をなめるのと同じような感覚で水なしで服用出来ます。

1日3回服用。

ノンカフェインですが、眠気や口の渇きなど副作用が現れる事があります。

何れも気になる副作用が現れた時、また4,5日経っても何ら効果が見られない場合は、医師の診察・指示を仰ぎましょう。

アレルギー性鼻炎の薬が効かない時はどうすればいい?

病院で処方された薬でも効果が現れず、市販の鼻炎薬の方がよく効く場合があるかもしれません。

その場合は、医師に相談して指示を仰いだ上で、その子供に合った薬を処方するようにしましょう。

上記の鼻炎薬は第3医薬品で、常備しておくと急な症状にも対応出来ます。

以下は、処方された薬が効かない場合にどのような対策が出来るか幾つかの案です。

■少し熱めの蒸しタオルを鼻の付け根に数分乗せる

アレルギーを引き起こす分泌腺を温めて、リラックスさせる事でくしゃみや鼻詰まりを緩和出来る

■薬局などでも売られているスチーム吸入器を使う

40度以上のミストを直接吸入する事で鼻腔内のコンディションを整え、副作用もないので安心して使える

■温かいお風呂に入れる

鼻腔内にスチームを送ると共に、全身のリラクゼーションにも有効

■鼻をこまめにかむ

小さいお子さんは特に鼻をかむのが苦手かもしれません。

鼻のかみ方を教えてあげたり、子供用の鼻水吸引器を使ってあげる事も出来ます。

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アレルギー性鼻炎の薬はいつまで飲ませるのか?

特に小さいお子さんは症状を上手く伝えられず、副作用の害を受けているかもしれません。

グッタリしている、異常な症状が見られるなど明らかに副作用が現れている場合は直ちに受診が要ります。

また、医師の処方でも市販薬でもアレルギー性鼻炎薬によって以下のような点が見られた場合は飲ませるのを止め医師に相談しましょう。

■数日続けても、効果が見られない

くしゃみや鼻詰まりが一向に良くならない場合、医師に相談して指示を仰ぎましょう。

■耳をしきりに触る、聞こえていない

副鼻腔炎や滲出性中耳炎など、鼻炎薬が引き起こす重篤な副作用には特に注意が必要です。

上記のような様子が見られたら出来るだけ早めに診察を求めましょう。

■発疹・異常な眠気・頭痛・嘔吐など、異変が見られた時は処方を止めて、医師にすぐ相談しましょう。

■抗ヒスタミン剤の長期服用は、肝機能の低下など問題となり得る副作用になる事があります。

抗ヒスタミン剤の入った鼻炎薬は4〜5日飲んでも効果がない場合は医師の診察を仰ぎましょう。


小さいお子さんは症状を伝えられず、グズる事で不調を訴える事でしょう。

鼻炎薬はもちろん一つの方法ですが、アレルギー性鼻炎の場合、環境と免疫力を整える事も有効な治療の手段と言えます。

アレルギーの元となるハウスダストや過度のストレスを減らす事で症状が改善するかもしれません。

何よりも運動(水泳など)で体力をつけてあげる事は鼻炎に限らず、いろいろな病気の改善に有効です。

親子共に辛い時期かもしれませんが、良くなるようにお大事にしてくださいね。

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