膀胱炎の薬を薬局で買いたいけど効かないの?副作用はどうなのか心配!

目安時間:約 7分

膀胱炎になってしまったとき、第一に病院を受診し処方された抗生物質を服用する方法で治療にあたるのが良いとされていますが、軽い症状のときやなかなか病院へ行けないときなどで市販薬に頼る方も多くいらっしゃると思います。

そこで今回は、膀胱炎に効果があるとされている市販薬について詳しくご説明してまいりましょう!

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膀胱炎の薬は薬局でも買える?

まず、薬の話をする前に、膀胱炎についてチラッとお話をしましょう。

膀胱炎とは、大腸菌などの細菌が膀胱内に入り込み、それが原因となって排尿痛や頻尿、尿混濁、残尿感などの症状が現れる病気のことを指します。

また、免疫力の低下やストレスも引き金となっていることが考えられています。

膀胱炎を放置していると、腎盂腎炎まで発展してしまうことがあり、早めに治療を行うことが必要と言えます。

治療方針としては、基本的には抗生物質の服用となります。

病院で処方される抗生物質には、主にクラビット、オゼックス、フロモックスなどがあり、飲みだしてから数日ほど経つと症状が緩和されることがほとんどだと言われています。

ただ、症状が落ち着いたからと言って服用をやめてしまうと完治には至りませんので、抗生物質は最後の最後まで服用してしまうようにしましょう。

では、軽い症状のときやなかなか病院へ行くことができないときは、どうすればいいのでしょうか。

実は、膀胱炎の薬には市販薬も販売されているため、薬局で購入することができるんです!

市販薬や漢方薬について数点ご紹介しましょう。

まず一つ目、小林製薬から出されているボーコレン。

「五淋散」という漢方から生まれた薬で、排尿痛、残尿感、頻尿に対して効果的であると言われています。

次に二つ目、摩耶堂製薬から出されている腎仙散(ジンセンサン)。

利尿作用を促し、腎臓に残った老廃物を外に出そうと働きかけてくれる効果が期待されています。

また、抗炎症作用も含まれているため、排泄障害、排尿痛にも有効であると言われています。

三つ目に、ツムラから出されている猪苓湯エキス顆粒A。

排尿痛、残尿感、頻尿など一般的な症状から、排尿困難からくるむくみなどにも効果があると言われています。

最後、四つ目に、小太郎漢方製薬から出されている五淋散エキス錠N。

こちらも排尿痛や頻尿、残尿感、そして尿混濁にも効果的であると言われています。

膀胱炎になってしまったと気付いたとき、病院を受診することが第一ですが、それもなかなか難しいという方もいるのが現実です。

そういったときは、市販薬に一時的に助けてもらうことも一つの治療法として取り入れてみてはいかがでしょうか。

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膀胱炎の薬が効かないときはどうしたらいい?

市販薬を服用しても効果が現れないことがあります。

市販薬とは、そもそも頓服として扱われているものであり、長期的に使うものではないとされています。

したがって、症状が緩和されなかったり逆に症状が悪化してしまったりすることはあるようです。

こういった場合は、市販薬の服用をやめ、すぐに病院へ行くようにしましょう。

市販薬や漢方薬は個人の体質によって副作用が出たり向き不向きがあったりします。

薬局で薬剤師さんに相談していたとしても、用法・用量を守っていたとしても、合うか合わないかは実際飲んでみないとわかりません。

自己判断で色々と決定してしまうと、さらに症状の悪化を招くことになりかねませんので、きちんと医師の診断を受けるようにしてくださいね。

そして、市販薬を選択するときは、ご自身の症状に合ったものを選び、市販薬の服用に頼り切らず、水分をたくさん摂って排尿を促進したり疲れを溜めずに発散したりして、生活の見直しも図りながら治療にあたっていくことが大切です。

膀胱炎の薬の副作用は?

最後に、膀胱炎の薬で副作用がないかということを説明しますね。

やはり心配になるのは、症状が緩和されるかということと、薬を飲むことで他の症状、いわゆる副作用が出ないかどうかということだと思います。

膀胱炎になったとき、病院で処方される薬として、クラビット、オゼックス、フロモックスなどが挙げられます。

クラビットは、さまざまな感染症に対して処方されている薬で、膀胱炎の他には、皮膚感染症、呼吸器感染症、婦人科感染症、眼科感染症と、幅広く活用されています。

副作用としては、頭痛や腹痛、めまい、不眠、下痢や吐き気などがあると言われています。

オゼックスは、作用が強く、膀胱炎に対する効果も大きいとされています。

しかしその分副作用もあり、頭痛や吐き気、下痢、めまいや不眠、かゆみや発疹を訴える方も多くいるようです。

フロモックスは、他の2つの薬に比べ、副作用が少ないと言われています。

何故かというと、体内の細胞には作用しないからだと言われています。

ただ、少なからず不調を訴える患者さんもいたようですので、副作用がまったくないとは言い切れませんし、膀胱炎の再発が多いことも懸念されています。

これらの抗生物質を選ぶときは、ご自身の体質や持病があるかどうか、またアレルギーの有無も医師に報告しておく必要があります。

そして、副作用が出たらすぐに病院へ行き適切な指導を受けること、加えて、例え症状が軽くなったからと言って内服を中止せず最後まで飲み切ることが大切です。

合わせて、規則正しい生活も送れるよう心がけましょう。


膀胱炎に対する薬、特に市販薬についてお話を進めてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

膀胱炎の初期症状の頃や軽症の場合であれば、水分補給と市販薬で対処することもできますが、悪化した場合や膀胱炎とは別の症状が見られる場合は、なるべく早く医療機関を受診するのが望ましいと言えるでしょう。

再発を繰り返していて慣れているからと見くびってはいけません。

腎盂腎炎だけでなく、他の病気も潜んでいたりこれから患ってしまう可能性も考えられますので、異変を感じたら病院へ行くようにしてくださいね。

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