女性に特に多いとされている膀胱炎は、排尿時に痛みを伴います。
人によっては排尿頻度も高くなりますし、痛みも苦痛に感じ、発症したらすぐにでも治したいですよね。
でも、なかなか病院に行く時間が無い、出来たら自力で治したい!
膀胱炎は、一くくりに膀胱炎と呼んでいるだけで実は、いくつかに分類され症状も異なり、治療法も異なります。
その各膀胱炎症状の対処法、症状の違いを!
軽度の膀胱炎にならとても有効な市販薬の紹介を。
ある食べ物によって、膀胱炎を緩和し、予防までできるその食べ物とは?
をテーマにご紹介していきたいと思います。
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医療機関を受診すれば、専用の薬を処方してもらうことも出来ますが、なかなか病院に行っている時間がない!病院に行かなくても、自力で治すことは出来ないの?
そんな方向けに、効果が期待できる対処法を幾つかご紹介したいと思います。
○大切なことは【我慢をしない】こと
膀胱炎といっても、色んな種類があり、それらを一くくりにしただけで、各症状によっても治し方が多少異なってきます。
ただ、全ての膀胱炎の治り方において、言えることは、【排尿を我慢しないこと】です。
膀胱炎は、膀胱の中に溜まった細菌が増殖することによりなる病気です。
つまり、排尿を頻繁に繰り返すことで、溜まった細菌を出すことが出来ます。
逆を言えば、我慢をし続けると、細菌が存在し続ける、増殖もする、で悪化する一方なのです。
この見出しの冒頭でも書きましたが、膀胱炎になっても、それほど、排尿の頻度が変わらない人もいます。(筆者の私もそうでした)
そんな方は、いつもよりも水分を多くとり、排尿頻度を増やすようにして下さい。
○各膀胱炎の治し方
・急性膀胱炎
これが最も発症しやすい膀胱炎です。
免疫力がしっかりあるうちは、排尿時に細菌が溜まっていても勝手に排出出来るのですが、疲労状態が続いていたりなど、免疫力が弱っていたりすると、
通常よりも細菌の数が増殖しやすくなり、排出しきれず膀胱炎になってしまいます。
この急性膀胱炎の場合は、上記で紹介した通り、水分補給をし、頻繁に排尿することで治る可能性が高まると思います。
・慢性膀胱炎
「慢性」その名の通り、膀胱炎を繰り返すことです。膀胱炎は一度なると、再発しやすいもので、急性膀胱炎から移行することがあるのです。
しかも、症状は急性膀胱炎よりも軽いので、発症に気付かないケースもあり症状が軽くなるなら楽じゃない!と気楽に考えてしまうかもしれませんが、
実は、慢性膀胱炎を繰り返すと、合併症として【膀胱がん】や【糖尿病】といった、命に関わる病気を引き起こすこともあるんです。
膀胱炎が慢性化してしまった場合は、自力で治さず、医療機関で薬を処方して完治させるようにして下さい。
・間質性膀胱炎
上皮と筋肉の間にある間質が炎症を起こす膀胱炎です。
間質性膀胱炎は、膀胱の筋肉が小さくなるので、本来なら膀胱を膨らませることである程度の尿を溜めておくことが出来るのですが、
炎症が起きるとこの膨らみが通常の半分までしか膨らまないので、頻繁に排尿感が伴うのと同時に痛みも大変強い種類の膀胱炎です。
この病気も上記の慢性膀胱炎同様、自力で治すのは困難なので医療機関を受診する必要があります。
ただし、違いは、重症化すると薬 物投与だけでは治らず、手術するケースもあるので、異変を感じたら放置せず受診を強くお勧めします。
・出血性膀胱炎
「出血」その名の通り、血交じりの尿が出る病気です。
原因は【アデノウイルス】という細菌からの感染が多いです。
これは特効薬が無い為、急性膀胱炎同様、頻繁に排尿し続けることが完治に繋がると思います。
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医療機関を受診し、専用の抗生剤を出してもらうのが無難ですが行く時間がなかったりする場合もあると思いますし軽度であるなら、膀胱炎用の市販薬も販売されています。
○摩耶堂製薬 「腎仙散(じんせんさん)」
散剤タイプの漢方薬です。
膀胱炎や膀胱炎を治す為に水分を多く取り浮腫んでしまう場合がありますがそれら2つ同時に治す効果が期待できる植物性の生薬が入っています。
「利尿作用」「鎮痛作用」「抗菌作用」「抗炎症作用」と4つもの作用があり、まさに辛い膀胱炎の助け舟といったところだと思います。
4日程度服用してみて、症状の改善、緩和されれば、完治まで飲み続け、あまり変わらないようなら、医療機関に相談してみて下さい。
○小林製薬 「ボーコレン」
テレビCMでもおなじみのボーコレンも腎仙散と同じく、生薬が配合された漢方薬です。
しかもこちらは錠剤タイプなので、苦い漢方薬が苦手な方でも比較的飲みやすいと思います。
こちらも、「抗菌作用」「抗炎症作用」「傷修復・血流改善作用」「利尿作用」と、膀胱炎にはうってつけの薬となっております。
しかし、どちらもあくまで、漢方薬です。
どんな薬でもそうですが、特に漢方薬の効き目は個人差が大きく違うので、効かないと判断したら、自分に合った処方箋を出してもらうのが良いです。
日本では主流とまではいかないかもしれませんがアメリカでは、膀胱炎が発症した際は勿論、膀胱炎を予防する為にもクランベリーを摂取することがあるそうで、
サプリメントとしても販売されているそうです。
何故、クランベリーはそんなに、膀胱炎に効果が期待されるのか。
それは【プロアントシア二ジン】という成分が入っており、これは細菌を患部から剥がし、細菌の増殖を止める作用があるからです。
免疫力が弱くなると、細菌が増え、膀胱炎になりやすいと紹介しましたが、アメリカ人が予防として、クランベリーを摂取することには、そういう理由があったからなのです。
また、クランベリーにはもう一つの成分、【キナ酸】が入っており、これは尿を酸性に保ってくれるのです。
尿が酸性に保たれることにより、膀胱炎のもとになる最近の増殖を防ぐ効果が期待できるんです。
いかがでしたでしょうか。
今回は、膀胱炎になった際の自力での治し方、市販薬での治療法、クランベリーを摂取しての治療、予防策、についてご紹介させて頂きました。
けれども、膀胱炎は、見出しでもご紹介しました通り、様々な種類があり、それぞれ治療法は異なります。
この記事を参考に自分の症状と照らし合わせ、自分に合った治療法で完治させるようにして下さい。
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