子供が発熱したときの受診のタイミングで病院の夜間緊急にかかる目安は?

目安時間:約 5分

夜中に子供が発熱して心配がつのりますね。

慌てて病院に駆け込む親御さんは多いようですが、病院には限られたスタッフしかいないため結局は自宅で様子を見てくださいと言われて帰る事もよくあります。

子供の発熱の範囲は微熱37.5~41℃高熱まで幅が広く、どの場合でも病院に行くより自宅で様子を見る事が出来る場合が多いようです。

今回は、発熱をした時の受診のタイミングや、夜間救急を使った方が良い症状についてまとめていきます。

ぜひ参考にしてください。

スポンサーリンク

子供が発熱したときの受診のタイミングは?

子供の突然の発熱はよくあります。

特に、夕方から具合が悪くなって夜中に高熱を出すというパターンが多く見られます。

そのような場合、発熱と共に、他の症状やその日の活動、食べた物を振り返る事が出来ます。

発熱してはいても、風邪症状であれば様子を見て次の日以降に受診出来るでしょう。

また、その日は食欲がなくても、水分が摂れていれば様子を見て、病院に連れて行ってあげましょう。

食べた物が原因かもしれませんから、症状が落ち着くまでは先ずは、水以外与えないようにして様子を見ましょう。

特に赤ちゃんでは、嘔吐はよく見られます。

意外と吐くとスッキリして症状も発熱も落ち着く事があります。

また、オシッコが長時間全く出ていない場合、熱中症や脱水症状の傾向があるかもしれません。

具合が悪くなってきたら、点滴も必要ですから、自家用車で病院に連れて行ってあげましょう。

発熱は食あたり・ウィルスが原因かもしれません。

一晩見ているのはつらいですが、一晩様子を見て次の日に受診をしても大丈夫です。

子供が発熱して病院に行くときの目安は?

ここでは、発熱に伴って以下のような他の症状が出た時判断するいくつかのポイントをあげています。

また、子供では症状が伝えられない事もあるため、親御さんの観察はとても大切になってきます。

お住いの地域で夜中でも電話で相談出来る医療関係の窓口があれば、相談してから決める事も出来ます。

①食事・水分の摂取量が極めて少ない

②オシッコの量が少ない・色が変

③嘔吐した・吐き気を見せる

④下痢をしている・ウンチが赤い

⑤腹痛で痛そう(盲腸炎であれば触らせてくれないほど痛がります)

⑥咳が止まらない(喘息の発作ではお薬が必要です)

⑦鼻水・くしゃみがひどい

直ぐに連れて行った方が良いのは、上記の症状に加えて次のような症状が見られる時です。

・意識がもうろうとしていないか

・グッタリしていないか

・喘息の発作ではないか

・泣き方がいつもと違うかどうか

・唇の色が紫で呼吸が荒い

・痙攣している場合

なども明らかに緊急の状態でしょう。

逆にそこまでは症状が重たくない場合では、家で様子を見て翌日以降に受診が出来ると言えます。

スポンサーリンク

発熱で夜間救急に行くときの目安は?

では、夜間救急について最後にあげておきます。

夜間救急は救急車が到着して手術や処置が必要な場合で用いられる機関です。

営業時間内よりも料金が高く10時以降の深夜料金加算では通常の3倍ほどの料金が掛かってきます。

その上医師の数が少なく、待たされる事や受診出来ずに帰らされる事も実に多くあるようです。

最も大切な事に、つらい思いをしている子供に無駄な移動をさせて疲れを加算してしまう事にもなりかねません。

ですから、先ずは様子を見て正しい判断をするか、電話で相談してから病院に連れて行きましょう。

また、解熱剤を飲ませてあげても症状が一時的である場合飲ませるのを止めて、見る事も出来ます。

発熱はいろいろなサインですから、様子を見ながら体温や症状を記録しておくと良しに伝えやすくなる事でしょう。

発熱で夜間救急に行くべきなのは、一晩中高熱が続くなどの状態の場合です。

過剰にパニック状態にならないように、冷静に判断するようにしましょう。


確かに親にとっては、病院で診てもらって何事もないと言われて安心出来る方が良いかもしれません。

しかし、子供にすればしんどい時に動きたくないという気持ちはよく分かります。

正しい判断で受診タイミングを計る事が出来るように経験を積んでいきましょう。

先ずは冷静になる事から始めましょう。

お大事にしてくださいね。

スポンサーリンク


コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

CAPTCHA


トラックバックURL: 
当サイト人気記事
季節の病気
科別
症状別
アーカイブ
最近の投稿