ヘルパンギーナ 口内炎 いつまで

口の中に水泡が出来たり、高熱が出る夏風邪の一つ、ヘルパンギーナ。

0歳から5歳児の子供に多く見られると言われていますが、免疫が弱っていると看病している大人にも感染するとよく聞かれます。

大人が感染した場合、子供よりも症状が重くなる場合があり、特に口の中の痛みが長引いて、食欲不振や脱水症状を併発するケースが多いようです。

ここでは、ヘルパンギーナにかかった場合にどのように対応出来るか、また使いたい市販の薬、進んで食べたい食材を子供と大人の順に紹介しています。

ヘルパンギーナの口内炎はいつまで？

口の中に口内炎が出来てつらい事が食べられない・飲み込めないほどの痛みに耐えなければならない事です。

子供や赤ちゃんは、痛みを受け入れる事が出来ず、泣いたり機嫌が悪くなったりするため看病している人は、ほとほと疲れてしまいます。

この症状は、子供の場合で1週間から数週間かかると言われ、大人の場合は、口内炎がひどくなる場合が多く、完治には少なくても2週間程必要であると言われています。

ヘルパンギーナはワクチンがなく抗生物質もありませんから、現在のところ休養を取りながら、自然に治るのを待つしか方法がないと言われています。

子供の看病をしているうちに感染しないように以下の点を心掛けて2次感染を防ぎましょう。

■赤ちゃんのオムツ替えや口腔内のケアを行う際は、使い捨ての手袋を使うようにする

■手洗い・うがいを頻繁に行う

■睡眠時間を確保して、疲れをためないようにする

■ビタミン類（A・B1・B6・C）を積極的に摂る

■タオルを感染者と分けて2次感染を防ぐ

ヘルパンギーナの口内炎が痛い

ヘルパンギーナは発熱が治まっても、口内炎が長引きます。

そのため食べたり、飲み込むことがつらくなり栄養が摂れないといった悪循環になってしまう恐れがあります。

子供がうまく食べたり飲み込めない時は次のような点に注意してあげましょう。

①ゼリー状やシチューなど、のど越しの良いものをスプーンで少しずつ与える

②冷たいもの・常温はOK。熱いものはNG

③のどにしみる塩分やしょうゆは使わないか控えめにする

④ジュースよりもポカリや常温のお茶などを与える

⑤食べる事より水分補給に主に集中してあげましょう

また、柔らかく作ったおかゆやシチューをジューサーにかけて液体状にすると口にしやすいかもしれません。

子供の年齢に合わせて離乳食を与える事も良い方法です。

大人がヘルパンギーナにかかった場合、食事は口内の傷口にしみないように、スプーンやストローなども使ってみましょう。

進んで摂りたい食材は以下のようなものです。

・レバー（ビタミンB２を多く含みます）

・ハチミツ（殺菌効果があります）

・バナナスムージー（バナナやヨーグルトは栄養満点です）

ヘルパンギーナの口内炎に効果のある薬は？

ヘルパンギーナにかかった場合、先ずは受診をおすすめします。

解熱剤や口内炎の痛み止めは使うタイミングを間違わないように、医師や薬剤師の指導の下で使いましょう。

特に子供の場合は高熱に合っている我が子を見ているのはつらいですが、熱を出す事は身体がウィルスと闘っている証拠と言えますので、

無理に下げない方が良い場合もあります。

ヘルパンギーナについて言うなら、１~３日高熱が出る事が普通です。

そのあと引き続き数日は口内炎に悩まされます。

子供の場合は次のような薬を使う事が出来ます。

■【第3類医薬品】【丹平製薬】コウナキッズ スプレータイプ 7mlぶどう味

患部へ噴射塗布するスプレータイプの口内炎薬

のどの痛みや炎症を鎮める効果がある

■【第3類医薬品】エーザイ チョコラBBこどもシロップ

不足しがちなビタミン類を補給して口内炎の回復を早めてくれる

小さいお子様でも飲みやすいシロップ

大人の場合は次のような薬を使う事が出来ます。

■【第3類医薬品】アズレン 浅田飴 AZうがい薬(100mL)

【第3類医薬品】浅田飴 AZうがい薬(100mL) 価格：945円（税込、送料別) (2016/10/21時点)

喉の腫れや炎症を抑えて、口腔内を洗浄する働きがある

■【第3類医薬品】メディケア クールスロート 6ml

患部に直接スプレーして炎症を抑える働きがある

これらは痛みを和らげる働きがありますが、治療する働きはないと言われています。

やはり、時間が必要ですね。

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ヘルパンギーナにかかってしまったら、先ずは身体を十分に休めてあげましょう。

また、高熱に加え、つらい口内炎に数日~数週間悩まされるかもしれませんから、食べやすいまたは飲み込みやすい食品を揃えておきましょう。

特に、子供がヘルパンギーナにかかる確率はかなり高いと言われています。

プールや保育所で流行っている事が分かった時は、特に手の消毒やうがいに徹底し、子供がつらい目に合わないように気を付けてあげましょう！

お大事にしてください。