夏の時期になるとよく流行ってくるのが、ヘルパンギーナという夏風邪の一種である感染症。
6歳以下のお子さんがかかることが多いですが、発症した場合、保育園や幼稚園への登園はどのように対応すればいいのでしょうか。
今回はヘルパンギーナの際の登園について詳しくご説明してまいります。
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ヘルパンギーナとは、夏風邪の一種で、症状としてはまず,はじめに38度を超える高熱が出たあとに口内に水泡性の発疹ができる病気です。
この水泡性の発疹が破けてしまい、のどの痛みのせいで食事もできないお子さんも多くいると言われています。
感染力が非常に強いと言われているヘルパンギーナですが、保育園や幼稚園への登園に関してはどのように対応すればいいのでしょうか。
実は、感染力が強く夏の時期に大流行するという事実はありますが、法律上では出席停止などは認められていません。
ただ、集団生活を要する保育園・幼稚園や施設などでは、施設独自の登園基準を定めているところもあるようです。
したがって、ヘルパンギーナにかかってしまったときは、まずは通っている保育園へ確認を取ることが大事ですね。
その際、たとえ登園制限のない園だとしても、お子さんの体調を考慮して自宅安静の判断をするべきであると言えるでしょう。
明らかな高熱が認められる場合や口内の水泡が破れて水分や食事ができない場合は、無理に登園せず、おうちで安静にしておくのもいいと思いますよ。
お子さんの体調を第一に考えてあげてくださいね。
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それでは、登園しないとなった場合、登園許可はどれくらいしたら出るのでしょうか。
独自で登園基準を定めているところであれば、まずはその基準に従いましょう。
その基準としては、お子さんの体調から親御さんが判断する場合と、病院からの登園許可を必要とする場合があります。
それぞれの基準に従って登園許可を確認しましょう。
一般的に言われている期間としては、高熱が治まり解熱してから一定の時間が経過し、食事も十分に食べれるようになったら、病院側は許可を出してくれると思いますよ。
もちろん、その期間が過ぎても微熱が残っていたり体調が優れなかったりするときは、登園許可を延長することもあります。
目安としては、解熱後2日以上経過していること、口内炎が残っていても普段通りに水分補給や食事ができること、脱水・倦怠感・不機嫌な状態でないこと、咳・鼻水がないことが確認できるようであれば、登園ができるとみなされることが多いようです。
日数で言うと、発症してから7~10日を目安としてください。
しかし、ヘルパンギーナは、高熱や口内炎が治まっていたとしても、約1ヶ月は便などからウイルスが排出されると言われていて、感染力が絶対的にないとは言い切れません。
そんな中で保育園や幼稚園に登園するということは、再び周りのお子さんに感染を広げてしまうおそれがあります。
しかもヘルパンギーナは一度かかったら二度とかからない、というわけにもいきません。
何回も感染する可能性がありますので、治ったと思ってもまた感染してしまった、ということもあるようです。
なので、治ったとしても油断することなく、お子さんのようすを引き続きよく見て、病院とも相談の上、保育園や幼稚園の登園基準に合わせて登園していけるようにしましょう。
いかがでしたか?
ヘルパンギーナの登園許可については、通っている園に一度確認しておくといいですよ。
また、園の登園許可にとらわれず、お子さんの体調をよく見て判断することが必要となります。
しっかり休んで登園できるよう、支えてあげてくださいね!
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