夏によく流行するヘルパンギーナとアデノウィルス。
症状も似ているので区別がつかなかった経験がある方もいるのでは?
今回はヘルパンギーナとアデノウィルスの違いについてご説明してまいりましょう。
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具体的な症状からお話していきましょう。
ヘルパンギーナの症状は、高熱と喉の奥に水泡性の発疹ができることが多く報告されています。
この水泡性の発疹のせいで水分補給や食事摂取が困難となる場合もありますので、脱水症状には注意しましょう。
また、4歳より下の年齢のお子さんがかかりやすく、大人にも感染の恐れがあります。
感染してしまうと重篤な状態に陥りやすいので、家族内でかかってしまったときやヘルパンギーナが流行している時期は、マスクや手洗い・うがいをして十分な予防を行ってくださいね。
次にアデノウィルスについてですが、皆さん、プール熱という言葉を聞いたことがありますか?
実は、プール熱はアデノウィルスの中の3型のウィルスが原因と言われている病気です。
ただし、アデノウィルスの種類は約50種類もあり、それぞれの型によって病気が違います。
一度アデノウィルスに感染したからと言っても、また別の型のウィルスに感染することがあります。
プール熱の他には、風邪、肺炎、扁桃腺炎、流行性角結膜炎、胃腸炎、出血性膀胱炎、無菌性髄膜炎等の病気の原因にも挙げられています。
症状としては、高熱、目ヤニや目の充血、喉の痛みが多く報告されています。
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プール熱の場合であれば、学校伝染病第二類に分類され、症状が消失してから2日が過ぎるまでは出席停止となります。
流行性角結膜炎の場合であれば、学校伝染病第三類に分類され、医師が病状を診察し感染の恐れがないと診断されるまでは出席停止となります。
また、どの病気でも潜伏期間は長くて1週間ほどで、同じタオルを介しての接触やくしゃみなど飛沫感染、便からの糞口感染によって移ります。
こちらもマスクの着用を徹底し、手洗い・うがいをきちんと行って予防をすることが必要となります。
以上がヘルパンギーナとアデノウィルスの症状になりますが、大きな違いとしては、喉に水泡性発疹ができるかできないかで区別がつきますね。
これらの症状がお子さんに現れたり、少しでも変だなと思うことがあったら、必ず医療機関を受診するようにし、二次感染を防いでくださいね。
予防法はマスクや手洗い・うがいだけではありません。
日頃から十分な睡眠とバランスの良い食事をとって、免疫力を高めておくことも予防のひとつになりますよ。
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