インフルエンザ　兄弟　感染

家族の中で、お子さんがインフルエンザにかかったとき。

その兄弟はインフルエンザを発症していないが、習い事には行ってもいいのでしょうか？

発症していないし、習い事にはお金もかかっているし、出来るだけ行かせたいというのが本音ですよね。

こういったときはどのようにすればいいのでしょうか。

ご説明してまいりましょう。

インフルエンザに兄弟がなったら感染してる？

もし、兄弟のうち一人がインフルエンザになってしまったら。

もう一人のお子さんは感染しているかどうかというと、大体８～１０％の割合で家族間で感染すると言われており、

さらにインフルエンザは感染力が高いため、感染の可能性は十分にあると言えます。

インフルエンザ菌は飛沫感染、接触感染によってうつり、空気感染も否定はできないと言われているほどです。

インフルエンザにかかってしまったときの対処法として、手洗いうがいを徹底すること、マスクをすること、隔離をすることが主な対策となります。

また、部屋が乾燥しないよう、加湿器を使用したり換気をこまめにしたりしてくださいね。

他には、アルコール消毒も有効であると言われています。

感染が拡大しないよう、気をつけて看病していきましょう。

インフルエンザに兄弟がなったら習い事には行ってもいいの？

では、もし兄弟のうち一人がインフルエンザにかかってしまったとき、もう一人のお子さんは習い事にも行っていいのか迷いますね。

厚生労働省では、「36度台の平熱になってから２日間」「インフルエンザ発症の翌日から７日間」という基準を設けており、この間は外出を控えるようにと言われています。

インフルエンザは非常に強い感染力があると申しましたが、実は、インフルエンザが発症する前の潜伏期間に感染力はなく、発熱する前日より感染力が出てくると言われています。

したがって、インフルエンザにかかっていない方のお子さんの体調が優れており、症状も特になければ習い事にも行っても大丈夫でしょう。

しかし、この場合は、毎日検温し発熱していないか、インフルエンザの症状が出ていないかを必ず確認した上で外出してください。

念のためマスクも着用した方がいいかと思います。

ただ、習い事には他のお子さんもいらっしゃるかと思います。

予防をしていたからといっても感染しないとは言い切れず、他のご家庭とのトラブルにもなりかねません。

なので、習い事には行かず、最低限の外出だけにするということも選択肢のひとつとして考えてみてくださいね。

ちなみに、保育園によっては、濃厚接触者として出停禁止の規定を設けているところもあると言われています。

保育園には登園についての確認を取ったり、兄弟がインフルエンザにかかったことを伝えておくといいかもしれませんね。

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いかがでしたか？

お子さんがインフルエンザにかかってしまったら大変だとは思いますが、蔓延しないためにも周囲への配慮は必要ですね。

できるだけ感染しないよう対策を行っていきましょうね。