更年期障害と聞くと女性の方は気になるかもしれませんが、一体どういったものなのでしょうか?
いつから始まり、どんな症状が起こるのでしょうか?
必ず発症するのか、はたまた予防方法や遅らせる方法などあるのでしょうか?
今回は、更年期障害について詳しく説明してまいりましょう。
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更年期障害はいつから始まるのでしょうか?
まず、更年期障害の大きな原因と言われているのが、女性ホルモン。
特に、エストロゲンという卵胞ホルモンがキーポイントとなっています。
このエストロゲンの分泌が減少することで、脳から「もっとエストロゲンを分泌せよ!」と指令が出ます。
しかし、指令を出しても卵巣ではエストロゲンは分泌されず、脳の視床下部はパニックを起こします。
この脳の視床下部という部分は、自律神経のコントロールも行っているところなので、このようにパニックを起こしていると、身体の他のところでも支障をきたしてしまうのです。
したがって、身体にさまざまな不調が起こるという更年期障害が発症される仕組みとなっています。
年齢としては、早ければ40代前半からですが、主に40代後半から50代以降の方に頻発すると言われています。
閉経などによって卵巣の機能低下が顕著に出てくる年齢ですね。
また、20~30代でも若年性更年期障害が起こり得ますし、逆に言えばほとんど症状が出ない方もいたり、とても重い症状で辛かったりと、人それぞれでもあります。
必ずしもなるわけではないと言っても、なるべく辛い思いはしたくないですよね。
具体的に更年期障害ではどのような症状が現れるのでしょうか?
予兆としては、月経に関することが多いです。
月経が月に2回きたり3ヶ月くらい遅れたりといった月経不順、月経量の増減、2、3日で終わったり2週間ほど続いたりといった月経期間の変化、
月経期間でもないのに不正出血が起こるなど、主に月経異常が予兆として挙げられています。
そして、更年期障害の代表的な症状ですが、息切れ、動機、頭痛、めまい、手足の冷え、発汗などの血管運動障害や、憂鬱、イライラ、不眠などの精神神経障害、
他には、すぐに疲れやすい、肩こり、腰痛、膣の乾燥感、物忘れなどです。
これらは代表的な症状なので、人によっては違った症状も出てくるかと思います。
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症状が重かったり痛みや不快感が毎日続いたりするとすごく辛いですよね。
まずは婦人科へ受診しましょう。
治療法としては、これといったものはなく対症療法とはなりますが、ホルモン補充治療や漢方治療、またネガティブな感情が強くホルモン補充治療が効かないときには
抗うつ薬治療という選択肢もあります。
加齢が根本の原因となっていることから避けることはできませんが、不快な症状を薬で緩和させることによって、毎日暮らしやすくしていくことが治療の第一歩です。
それに加えて、更年期障害とは長い戦いでもあると言われる通り、長い方だと10年以上症状が続く場合もあります。
更年期障害と上手く付き合っていくために、そして乗り越えるための方法もご紹介しましょう。
一つ目に、生活習慣について。
バランスのいい食事を摂り、定期的に適度な運動を行いましょう。
二つ目に、ストレスをためないこと。
「自分は更年期障害だから」「いつまで続くの?」など思い詰めすぎるのもよくありません。
自分ひとりで抱え込まずに、家族や周囲の人にも理解してもらって無理することなく自分の過ごしやすいようにしてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
更年期障害は人それぞれです。
自分にあった対処法、治療法、リラックス法などを見つけて、毎日笑顔で過ごせるようにしたいですね。
もちろん、毎日笑顔でなくても、泣く日も怒る日もあっていいと思います。
自分らしく過ごせるようにしていきましょう。
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