風邪から肺炎になると悪化する?予防と治療方法についてまとめました。

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kaze11

風邪を引いて熱は下がったが、咳だけが続いている…。

もしかしたら、それは肺炎の可能性があるかもしれません。

一度かかってしまうと厄介な肺炎ですが、風邪とはどうやって見分ければいいのでしょうか。

そもそもどうやって予防すると良いのでしょうか?

見分け方の違いや、予防方法を調べました。

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風邪から肺炎になることもあるの?

風邪とは、ウイルスや細菌がのどや鼻に取り付いて炎症が起きている状態です。

風邪が長引いて、その炎症が気管支にまで到達すると気管支炎にかかることがあります。

さらにその気管支の先には肺があるわけですが、風邪から肺炎にかかる場合というのはこうして炎症がどんどん広がって肺に到達してしまったときのようです。

風邪を引いて熱が出て、熱が下がったあとも咳だけが出るということはよくありますが、その咳があまりに長く残っていたら、気管支炎や肺炎を疑いが強まってきますね。

風邪の場合は鼻水が出る、咳が出るなど局所的な症状と、熱が出たとしても微熱で3日以内で下がることがほとんどですね。

肺炎にかかっている場合だと、38℃近い高熱が3日を過ぎても下がらないことがあり、

倦怠感や食欲不振、呼吸が苦しい、胸の違和感、呼吸や脈が速くなるなどの、体全体の症状が出やすくなっています。

何か変だと感じたら速やかに内科を受診しましょう。

肺炎以外にも風邪に似た症状と言えばインフルエンザがあります。

内科ではインフルエンザの検査をしてくれますし、肺炎の疑いがある場合にはレントゲンを撮って確かめてくれ、適切な処置をしてくれます。

風邪から肺炎にならないための予防は?

実は、肺炎は日本人の死因の第三位にランクインしています。

死亡した人の95%は65歳以上であり、高齢者が肺炎にかかった場合は十分に注意が必要です。

肺炎にかかりやすい状態というのは、風邪やインフルエンザにかかったり、持病が悪化したり、加齢によって体力がなくなったりと、免疫力が極端に低下したときです。

日頃から免疫力を高める食事や規則正しい生活を心掛けていきたいものですね。

肺炎を予防するために取り入れたい習慣は、うがい手洗い、歯磨きなどの口の中の衛生に努める、適度な運動、禁煙などがあります。

風邪を引いたときにはビタミンを摂ると良いと聞きますが、これも取り入れたいですね。

風邪を治すときにはビタミンをたくさん消費するということもありますし、ビタミンは鼻やのどの粘膜をウイルスから守ってくれると言われています。

ミカンやいちごグレープフルーツなどのデザートに取り入れたり、緑黄色野菜やレバー、ウナギなどのビタミン豊富な献立を考えながら食事を作るのもオススメです。

それから、食事に関連したことで言うと、高齢になると上手く食べ物が飲み下せず、気管に入ってむせてしまうことが増えてきますね。

ツバや食べ物が誤って気管に入ってしまった際に、口の中の細菌が肺に入ってしまうことがあるので、いつも出来るだけ口の中を綺麗にしておくのも有効なのだそうです。

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風邪から肺炎で悪化したときの治療方法は?

人によって、咳や発熱などの表立った症状があまり出ずに、倦怠感や食欲不振が続くのにとどまり、肺炎が発見しにくいという人もいます。

特に高齢の場合にそのパターンが多く、見つけたときには悪化してしまっていたなんてことも少なくはありません。

何か体に不調がある場合には、病院を受診しましょう。

肺炎だと分かった後には、まずは重症度のチェックが行われます。

それに基づいて、通院なのか入院なのかが決められ、何のウイルスが原因なのかを調べ、薬を決めていきます。


高齢になってからかかると、死亡のリスクが高まると言われている肺炎。

体の不調を見逃さずに、出来るだけ早く病院で診てもらいましょう。

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