幼少期にほとんどの人がかかったことのある病気の一つである水疱瘡。
熱が出る事もあるし、強いかゆみがあるため赤ちゃんはご機嫌ななめに、小さい子供はかきむしってしまいストレスがたまるもの。
また、かかってしまうと幼稚園や保育所などが出席停止になってしまうため、日々家事に仕事に忙しいお母さんにとっては、できればかからずに何とかしたいものです。
一度かかってしまえばかかりにくくなると言われている水疱瘡ですが、予防接種は受けるべきなのか、更に予防接種にはどの程度効果があるのかなど気になるところも多いはず。
水疱瘡の予防接種について調べました。
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水疱瘡は1~5歳がかかりやすいと言われています。
最初の1日目は水膨れの発疹が全身にバラバラと体のあちこちに出てきます。
掛かり始めの頃が、かゆみが一番強く辛い時期です。
最初の1~2日目は水膨れになるのですが、3~5日経って治りかけになるとかさぶたになってきます。
2~3週間かけて全ての水膨れがかさぶたになり、ポロポロと取れてきいき、快方に向かっていきます。
最初に出る水膨れの中に水疱瘡のウイルス(水痘ウイルス)が潜んでいて、掻き毟ってしまい水膨れが破裂すると、感染しやすくなります。
水疱瘡の潜伏期間は2週間前後とやや長めで、感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染です。
予防接種をするかどうかですが、以前は任意だった水疱瘡の予防接種も、平成26年に3歳未満の子供に定期接種に定められました。
1歳から受けることができ、ほとんどの子供が水疱瘡の予防接種を受けています。
予防接種の効果がいつまで得られるかですが、これには個人差があるようです。
一般的には水疱瘡は抗体が出来れば一生かからないという説や、予防接種の効力である5~10年はかからないという説などいろいろありますが、
はっきりとしたことは分からないし、人によるといったところのようです。
水疱瘡以外の予防接種であっても言えることなのですが、年をとって体質が変わったり免疫力が低くなったりすると、
予防接種の効果が薄れたりなくなってしまうこともあるそうです。
水疱瘡のウイルスは大人になってからもずっと体の中に残っているので、何らかの原因があって体の免疫力が極端に低下したりすると、
かかったことがあったり予防接種を受けた人でも、帯状疱疹という形で体に出てくることもあります。
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水疱瘡の予防接種は1回受ければずっと大丈夫なのかと思いきやそうではなく、2回受けることが推奨されています。
1回の予防接種だと数年以内に20~50%の確率で水疱瘡にかかってしまうとも言われていて、
更に1回の予防接種で得られる抗体が90%前後と完全というわけではないというのが理由のようです。
水疱瘡にかかったことがある場合は予防接種が必要かどうかですが、一度かかった場合は、予防接種はしなくて良いとされています。
実際に1度かかってしまえば抗体がしっかりできるので必要ないというのが理由のようです。
しかし、それでも心配な場合は病院での抗体検査を受けることをオススメします。
先にも挙げましたが、免疫力が低下すると予防接種をしていても、かかったことがあっても水疱瘡にかかってしまうことはあります。
普段から体と心に無理をさせないようにして、食生活に気を配って病気にかかりにくい体づくりを心掛けたいですね。
水疱瘡の予防接種は1回よりも2回、多くの場合効果が持続するが、体調や体質の変化によってはかかってしまうこともあるということが分かりました。
感染力が強く、かかると出席停止になってしまう水疱瘡。
1歳が過ぎたら出来るだけ早く予防接種を受けておきたいですね。
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