足の裏の水ぶくれが痛いし歩けない時の対処法は?靴はどうすればいい?

目安時間:約 5分

水ぶくれが出来ると痛いですよね。

出来た場所が足の裏だと、痛みの所為で歩くのも靴を履くのも一苦労です。

この記事では、そんな時の対処法を中心に説明していきます。

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足の裏の水ぶくれが痛いし歩けないときはどうすればいい?

水ぶくれとは手や足などに出来る水疱で、皮疹の1つです。

ウイルス感染が原因のものと、摩擦や外傷などウイルス感染以外が原因のものに、分類されます。

(因みに、水ぶくれは原因以外に大きさでも分類され、直径5mm以上だと水疱に、直径5mm未満だと小水疱に、なります。)

足の裏に出来る水ぶくれは靴擦れによる摩擦が原因の場合が殆どなので、ここではそちらを中心に説明していきます。

摩擦による水ぶくれは、一般的にはまめと呼ばれるものです。

医学的には外傷性水疱とも呼ばれています。

水ぶくれは半球状に膨れていて、中には滲出液という液体が入っています。

滲出液は血液中に含まれる血清や止血成分のフィブリンなどで構成されていて、皮膚の自然治癒を促進させる作用があります。

なので、水ぶくれは潰したり破いたりせず、そのままにしておく方が早く治ると言われています。

とは言え、放置するという訳ではありません。

放置していると歩く度に痛いですし、摩擦や圧で水ぶくれが悪化してしまう可能性もあります。

痛みを感じずに歩き、尚且つ早く綺麗に治す為には、水ぶくれを保護する必要があります。

次項で詳しく説明していきます。

足の裏の水ぶくれの対処法は?

《水ぶくれが潰れたり破けたりしていない場合》

水ぶくれを洗って綺麗にした後、絆創膏やガーゼなどでガードしましょう。

周りからの刺激を軽減させれば痛みも軽減しますし、悪化する可能性も低くなります。

《水ぶくれが潰れたり破けたりしている場合》

先ずは水ぶくれを綺麗に洗い、雑菌が繁殖しやすい破れた皮膚を取り除いでください。

この後は先程と同じ様にガードするのですが、患部に皮膚が出来るまでは湿った状態を保つ事(モイストヒーリング・湿潤療法)が完治への近道なので、ハイドロコロイドが使われている絆創膏がおすすめです。

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密着して剥がれにくいダブル粘着層構造です。

完全防水仕様なので雨の日でも問題無く使えます。

使い方が特殊なので、説明書を必ず読みましょう。

普通の絆創膏を使う場合は、ガーゼ部分に傷用軟膏を少し塗布しましょう。

そして、こまめに取り替えましょう。

※悪化して化膿している場合は、セルフケアではなく皮膚科を受診するのをおすすめします。

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足の裏に水ぶくれができたときに靴はどうやってはく?

足の裏は日常生活で頻繁に使う部位なので、普通の絆創膏やガーゼは直ぐに剥がれてしまいます。

そんな時は、サージカルテープ(医療用の補助テープ)で固定すると良いでしょう。

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布タイプは粘着性が高いので、剥がれやすい場所への使用や長時間の使用におすすめです。

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足の裏は皮膚が薄く敏感なので、肌に優しい不織布タイプもおすすめです。

また、液体絆創膏もおすすめです。

耐久性や防水性が抜群ですし、透明で目立たないので使いやすいです。

●おすすめ商品【小林製薬 サカムケア】

刷毛が付いているので塗りやすいです。

液体が固まって薄い被膜になるので、指先に使っても動かしやすいのも利点です。

これらの対策をすれば基本的には大丈夫ですが、靴の履き方がおかしいと歩き方もおかしくなり、対策が無駄になってしまう可能性があります。

自分のサイズに合った履きやすい靴に足をゆっくりと入れたら、爪先を持ち上げて踵合わせをしましょう。

踵で地面を軽く数回叩き、靴の踵と自分の踵をフィットさせましょう。

靴紐がある場合は、踵をフィットさせたまま結びましょう。


たかが水ぶくれ、されど水ぶくれです。

出来てしまった時は、正しく対処してくださいね。

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