皆さん、「りんご病」ってご存知でしょうか。
そう、お子さんがよくかかる病気ですが、実はお子さんだけでなく、大人にも感染するかもしれない病気なんです!
子供と大人の症状って、何か違いがあったりするのでしょうか。
その症状がいつまで続くのか、効果的な薬ってあるのかなど、今回は「大人のりんご病」について、詳しくご説明してまいりたいと思います。
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まずは子供のりんご病についてご説明しますね。
お子さんがりんご病にかかると、両頬に赤い発疹ができます。
これが「りんご」のように赤いため、「りんご病」と言われる所以となったんですね。
その赤い発疹は、足や腕へと広がり、かゆみや火照りを感じることも多いようです。
では、このりんご病に大人が感染するとどのような症状があるのでしょうか。
実は、お子さんが発症したときのように両頬が赤くなることはなく、熱発、風邪のような症状、倦怠感、頭痛、手足への湿疹、むくみなどが見られ、りんご病であるということに気付きにくいと言われています。
特徴的なのは、関節痛。
激痛のため動くことすらままならない方もいると言われています。
関節痛が起きるのは、りんご病の原因ウイルスであるヒトパルボウイルスB19が血液循環を悪くし、関節を圧迫することが原因であると言われています。
りんご病のなりはじめからこの症状が出るわけではなく、解熱し発疹が出るころに急性関節炎や腰痛を伴うことが多いようです。
つらい関節痛ですが、これを和らげてくれる薬はあるのでしょうか。
アセトアミノフェンが含まれている薬に関節炎を和らげてくれる効果が期待されていて、病院でも処方されることが多いようです。
大人のりんご病の関節痛は、重篤な状態に陥りやすいので、きちんと薬を内服する必要があると言えますね。
また、りんご病で関節痛がするけども、動くことができる方であれば、ストレッチなどで少し身体を伸ばしたり動かしたりして、関節痛を軽減することができると言われていますよ。
関節痛だけでなく、熱や咳、鼻水、かゆみ、発疹に対する薬も、症状によりますが、処方してもらうことが可能です。
熱発に対しては解熱鎮痛剤、咳に対しては咳止め、鼻水に対しては抗アレルギー薬、かゆみや発疹に対しては抗ヒスタミン成分が含まれた軟膏もしくは飲み薬が処方されるでしょう。
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気になるのは、つらい関節痛がいつまで続くのかということではないでしょうか。
大人のりんご病は、症状が重くなりやすいと言われていて、関節痛が治るまで約1ヶ月ほどかかると言われています。
中には数ヶ月もの期間、関節痛の痛みを我慢して過ごしていた方もいるとのこと。
これは、治療をしたからこれくらいで治った、というわけではなく、この関節痛は自然治癒にて消失することが多いようです。
自然治癒に頼るため、前項で述べましたが、痛み止めの薬を上手く使って生活していくことが大切だということが言えますね。
大人のりんご病についてお話してまいりましたが、つらい関節痛が継続することがわかりましたね。
1ヶ月から長ければ数ヶ月も関節痛の症状が続くので、少しでも日常生活を過ごしやすいようにする工夫が必要であると言えますね。
りんご病に感染しないために対策を行うこと、そして万一かかってしまったら病院で適切な治療を受け、安静にしながら、関節炎に効果的なマッサージやストレッチをしていってくださいね。
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