ロタウィルスの予防接種の効果はいつぐらいからでどれぐらい持続する?

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ロタウィルスに掛かると、激しい下痢や嘔吐が続き、脱水症状が伴います。

特に、子供の予防接種は任意なので、注射を受けさせようか悩む所ですね。

しかしながら、ロタウィルスは非常に強いウィルスなので、正しい予防が必要です。

小さい子供がロタウィルスに掛かり苦しい思いをするのを避けるためにも、ここではロタウィルスに関する予防接種に焦点を絞って検証していきましょう。

最後に、その時期に感染しないようにどのように十分に気を付ける事が出来るか説明しています。

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ロタウィルスの予防接種の効果

先ずは、ワクチンについて説明していきます。

ワクチンには、生ワクチンと不活性ワクチンの2種類があります。

ロタウィルスの予防接種は生ワクチンで、他にBCG・おたふくかぜ・風疹・水ぼうそうなどの予防接種があります。

この予防接種は、1価ワクチンと5価ワクチンがあり、遅くとも生後14週6日までに任意で必要接種回数を受ける事が出来ます。

■ロタリックス

生後6週から24週0日までの乳児が対象
接種回数: 2回
経口接種・シロップを口から入れて内服

■ロタテック

生後6週から32週0日までの乳児が対象
接種回数: 3回
経口接種・シロップを口から入れて内服

両方の予防接種を数回受ける事で、その効果を発揮すると言われています。

子供の年齢や医師の判断などによって処方が異なっていくようです。

予防接種の感覚は4週間となっており、副作用の知識と共に医師との事前の話し合いが必要です。

次に、その効果ですがワクチンを受けてもウィルスを全く予防する事は出来ません。

しかし、予防接種を受けておく事で、万一ウィルスに感染しても軽症化する事が出来ます。

ロタウィルスの予防接種の効果はいつから

先にも述べた通り、ロタウィルスの予防接種は生ワクチンです。

生ワクチンとは、生きたウィルスや毒性を弱めたものを接種する事によって、その免疫力を高める事を目的としています。

ウィルスを体内に入れる事に抵抗があるかもしれませんが、軽い症状が出る事はまれにあっても、予防接種が原因で重大な病気にかかる事はないと言われているので安心してください。

さて、予防接種を受けてどれくらいの期間で効果が出てくるのでしょうか?

体内にない免疫を作り上げていくこの工程に、一般には約2週間掛かると言われています。

また、弱いとはいえウィルスを体内に入れるため、症状が少なからず現れます。

1回目の接種の後は次のような症状が出る事が多いようです。

・ぐずり
・下痢
・嘔吐
・発熱
・鼻づまり
・食欲不振

これらの症状が1週間くらい出る場合がありますが、症状は体が闘っている証拠ですので、ゆったりとした気持ちで見守りましょう。

そして、2回目以降の接種は比較的すぐ効き始めると言われています。

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ロタウィルスの予防接種の効果はどれぐらい持続する?

予防接種が無事に終わり、子供の症状も落ち着いてきたら、気になるのがその効果です。

インフルエンザのような予防接種と違って、ロタウィルスの予防接種は1度抗体を作ったら3年ほどはその効果を発揮すると言われています。

ロタウィルスに掛かりやすい5歳までを十分カバー出来るので、その後は予防接種を受ける必要がグンと減る事が分かります。

もちろん、5歳位を過ぎても(大人でも)ロタウィルスには感染すると言われていますが、症状は2~3日で改善されると言われています。

しかし、特に保育所など子供の多い場所に行く事もあるので、自分が子供たちにうつさないように気を付けなければなりません。

ロタウィルスはアルコール消毒では死滅しない病原体ですから、以下の点に注意してロタ患者を減らしましょう。

①石鹸で手洗いをする。

②赤ちゃんのおむつを交換した後はシッカリと手を洗う

③子供がトイレに行った後は自分はもちろん、子供の手をシッカリ洗う

④感染の恐れがある場合、次亜塩素酸水溶液を使って便座・ドアノブ・手すりなどを殺菌しましょう。

⑤規則正しい生活と良い睡眠で免疫力を高める


子供が生まれてから予防接種や定期健診で、特にママは大忙しになりますが、これも子供が小さい時だけの事と思って、落ち着いて一つずつクリアして行きましょう。

特に、任意で行う予防接種は個人の判断が必要なので、その時期や副作用も含めて、主治医の指示を仰ぎ、正しい判断をしましょう。

また、ロタウィルスは100%近く感染すると言われていますので、予防接種を始め、予防と免疫力の向上を目指して子供たちを守りましょう!

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