生理の時の頭痛と吐き気の原因は?同じ薬で効果はある?どうしたら改善できる?

目安時間:約 4分

女性の皆さん、生理のときに頭痛や吐き気で大変だという方が多いのではないでしょうか。

頭痛も吐き気もひどくて日常生活がままならない、どうにかしたい!と感じている方も多いと思います。

そこで、今回は生理の時の頭痛と吐き気の関係についてお話を進めてまいりましょう。

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生理の時の頭痛と吐き気について

早速ですが、生理時の頭痛と吐き気の原因についてお話しましょう。

まず、生理については「女性ホルモンのバランス」が重要なポイントであると言われています。

生理時の頭痛と吐き気の原因も、この女性ホルモンがキーとなって起こっていることなのです。

生理時の女性ホルモンのメカニズムとして、排卵後から生理前までの間に「エストロゲン」というホルモンが減少し、「プロゲステロン」というホルモンが増加します。

頭痛に関してはエストロゲンが、吐き気に関してはこの両ホルモンのバランスの乱れが原因となって起こっているんですね。

また、エストロゲンの減少により、脳の血管が拡張し頭痛が起こるのですが、血管の拡張により血液が脳へ流れていき、

普段胃や腸へ流れ込むべきであった血液が少なくなり、胃や腸での血流が悪くなってしまいます。

それによって、胃や腸はうまく働かなくなってしまい、吐き気が発生するんです。

生理時の頭痛と吐き気はつながっていると考えられますね。

生理の時の頭痛と吐き気は同じ薬でよくなるの?

では、頭痛と吐き気を緩和するために薬を服用するとき、同じ薬でも効果はあるのでしょうか。

普段生理痛のとき、ご自身の体質に合ったお薬を準備していると思いますが、例えばイブやバファリン、ロキソニンなどを飲んでいる方も多いでしょう。

これらは生理痛だけでなく、頭痛や吐き気も抑えてくれる効果が期待されていますので、そのまま服用を続けてみてください。

ただ、これら痛み止めの薬には、嘔吐の副作用もあると報告されていますので、胃薬も併せて服用したいところです。

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生理の時の頭痛と吐き気を改善するには?

最後に、薬以外で頭痛と吐き気を改善する方法をお教えしましょう。

まず、女性ホルモンのバランスが乱れているので、自律神経のバランスを崩さないよう、生活習慣を見直すことから始めましょう。

ストレスを溜めすぎていませんか?

運動不足ではありませんか?

睡眠不足ではありませんか?

生理時の頭痛や吐き気がひどいのは、これらの生活習慣の乱れも関係していると言われています。

これらの生活習慣の乱れは、自律神経の乱れにもつながります。

ストレスを溜めずできるだけ解消し、適度な運動をして、睡眠時間を十分にとってくださいね。

すぐに効果は現れないかもしれませんが、先々のことを考えると、規則正しい生活を心がけることでだんだん頭痛と吐き気の症状は変わっていくでしょう。


いかがでしたか?

生理時は頭痛や吐き気だけでなく生理痛などさまざまな体調不良があるとは思いますが、少しでも気持ちが良く過ごせるように工夫していきたいですね。

我慢しすぎることなく、安静に過ごしてくださいね。

症状がひどい場合は婦人科を受診して、ご自身の体調に合った治療や処方を受けるようにしましょう。

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