食中毒の対策の手洗いのタイミングと洗い方!効果はテキメン

目安時間:約 6分

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食中毒は梅雨から真夏にかけて流行すると言われています。

まさにこれからの時期です。

食中毒予防には手洗いが欠かせないとされています。

それは何故なのか、まず、「食中毒」とは細菌やウイルスが付いた食品や、

その物自体が有毒であったり、または有害な物質が含まれる食品を食べることによって起こる健康被害のことです。

ほとんどの場合は、環境中に生息するウイルスや細菌が食べ物を汚染すうことにより起こるとされています。

その原因となる元凶の1つに人の手があります。

今回は、その元凶となる人の手を綺麗にする為に、

手洗いのタイミング、手洗い方法、食中毒と手洗いの効果について紹介します。

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食中毒の予防のための手洗いのタイミング

それでは、具体的にどのようなタイミングで手洗いをすれば、食中毒を予防できるのか、紹介します。

・帰宅後

・食事前

・トイレから出た後

・くしゃみや咳を手で押さえた後

・ゴミや動物に触った後

・人混みから出た後

また、料理をする前も当然、手洗いはした方が良いですが、

調理をする際に、扱う食材が変わった時も手洗いはした方がいいです。

こうして見ると、徹底しようとすればするほど、手洗いする機会はキリが無さそうにも思えます。

出先などでは、毎回、水道のある所や化粧室に行くのは面倒・・・ということもあります。

そこで提案したいのが、最近よく目にする手ピカジェルという、アルコール手指消毒剤です。

なんと、これは石鹸手洗いよりも殺菌効果があるというデータがあります。

石鹸手洗いとアルコール手指消毒剤をそれぞれ30秒間かけて使用し検証してみたところ、

石鹸手洗いでは、1/63~1/630まで手に付着している菌が減少しているのに対し、

アルコール手指消毒剤では、1/3000にまで減少したことがわかっています。

色々なところを触ったり、指しゃぶりする赤ちゃんにも使用することが出来るアルコール手指消毒剤、かなりお勧めです。

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食中毒にならないための手洗い方法

具体的な手洗い手順について紹介します。

1、 水で手を濡らし、洗浄剤をつけます。

2、 指、拳、腕を洗う。特に指の間、指先をよく洗います。(30秒)

3、 洗浄剤をよく洗い流します。(20秒)

4、使い捨てのペーパータオル等で拭きます。(タオル等の共有はしません)

5、消毒剤をかけて手指によく刷り込みます。

※1~3までの手順は2回以上実施します

次にお勧めの洗浄剤を紹介します。

今までの感染対策は、石鹸と流水による手洗いが有効ということで推奨されていましたが、

2002年CDCの「医療現場における手指衛生の為のガイドライン」より、その考えが変わりました。

現在は速乾性アルコール製剤による手指消毒が高く評価されています。

その理由とは以下の通りです。

1、石鹸と流水による手洗いが有効とする研究の多くは30秒~60秒の手洗い評価に基づいているのに対し、

実際の医療従事者の手洗いは7秒~10秒程度である為です。

2、アルコールは手の付着菌を短時間で確実に減少させる為です。

3、手洗い設備が不要でベッドサイドなど、どこでも容易に手指消毒が出来る為です。

4、保湿剤などの配合により、手荒れの問題も改善できます。

石鹸であるなら、洗浄、除菌効果を両方兼ね備えてあるものがお勧めです!

食中毒と手洗いの効果

日常生活における主な感染経路には「飛沫」「接触」「空気」の3つがあります。

中でも最も多いのが、手を介した接触感染です。

その為、手洗いは感染予防の基本とされています。

例えば、牡蠣の二枚貝をしっかり加熱して食べたとします。

でも、何故か食中毒に感染しました。その理由何故だと思いますか。

その訳は、汚染された調理器具を介して、二次汚染された食品を食べたからです。

牡蠣そのものはしっかり、加熱していても、加熱する前の牡蠣を触ったそのままの手で、

調理器具や他の食材に触れ、その他の食材が生であるなら(生野菜サラダなど)二次感染し、食中毒に感染してしまいます。

調理器具や手指を介した二次汚染は手洗いで防げるものなので、手洗いが予防の基本となります。

つまり、

調理する際に大切なことは、調理の過程ごとに、毎回手洗いをすることが大切なのです。

また、お手洗いやオムツ交換、ガーデニングで土いじりをした際も、食中毒の汚染に繋がるので良く手洗いをします。


いかがでしたでしょうか。

これからの時期に最も増える食中毒感染です。

各章を読んで頂いて少しでもこの病気の恐ろしさを理解していただき、

予防に繋げ、感染患者が減ることを望みます。

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