皆さんは脳梗塞と小脳梗塞の違い、ご存知ですか?
同じ脳梗塞だけど「小」がつくからといって、症状の大小があるということではありません。
今回は、脳梗塞と小脳梗塞の違いについてご説明してまいりましょう。
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それでは早速小脳梗塞と脳梗塞の違いについてみていきましょう!
まず、小脳梗塞について。
小脳は、運動や身体全体のバランス機能についての役割を持っており、そこで小脳梗塞が発症することによって、手足、口、目などの動きがスムーズにできなくなることが特徴的です。
それによりふらつきや平衡感覚がなくなること、呂律が回らなくなるといった症状出てきます。
他には、脳梗塞と同じく頭痛や吐き気、嘔吐、めまいなども挙げられています。
後遺症としては、めまいや吐き気が残るとよく言われています。
また、力はあるが思い通りに手足を動かすことができなかったり、身体が片側に傾いたり、身体のバランス機能に問題が生じることがあるようです。
次に、脳梗塞について。
脳梗塞の症状として、主に、身体の片側の手足にしびれや麻痺を感じたり、同じように顔面の片側にも麻痺が生じることもあります。
他には、呂律が回らなかったり、言葉が浮かんでこなかったり理解できなかったりといった症状も報告されています。
小脳梗塞と脳梗塞の違いとして大きいことは、小脳梗塞の場合は麻痺症状が起こらないということです。
したがって、小脳梗塞の発見が遅くなることも多々あるようですので、少しでもおかしいと感じたら医療機関を受診するようにしてください。
脳梗塞でのリハビリは、比較的早くから開始されます。
ベッド上でできること、例えば体位を変えたり麻痺のある手足の関節を伸縮したりといったことを徐々に始めていき、立てるようになったら歩行練習をしていきます。
その他は、患者さんの病状に合わせて、箸の練習をしたり、右半身の麻痺の方であれば左手を使用して生活できる訓練なども行っていきます。
小脳梗塞でのリハビリは、麻痺の症状がないことから、こちらも早めにスタートします。
体幹が弱くなっているので、腹帯を巻き、体幹をサポートしながらリハビリを行っていきます。
はじめは寝た状態から、あぐら、四つん這い、膝立ち、端座位というように、徐々に体位を変えて、それに伴い難易度も低いところから始めていきます。
正常な動き方を身体が覚えるためにも、視覚で見て、そして反復してリハビリを行っていきます。
歩行練習をする際も、鏡を用いて行います。
視覚をしっかり使って、自分の体幹や手足の位置、姿勢などを正確に把握するように行うのが特徴的ですね。
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怖いのは再発ですよね。
もちろん、再発の可能性は脳梗塞、小脳梗塞ともにあります。
再発を防ぐには、引き続き薬物療法を行っていくこと、手術でバイパスやステントを留置し血液の流れをよくしておく方法があります。
さらには、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病が梗塞の原因とも言われているので、生活習慣の改善が重要であると言えるでしょう。
今一度食生活や睡眠などを見直し、規則正しい生活を送るようにすることが一番ですね。
いかがでしたでしょうか?
一度脳にダメージを負ってしまうと、元通りになることはありません。
早期の発見がカギとなります。
ひとまず、何か変だなと異変を感じたならば、医療機関に行くようにしましょう。
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