小脳梗塞　めまい

小脳梗塞になると後遺症でめまいがする。

これは改善するのか？

治療法はあるのか？

辛すぎる後遺症について調べてみました。

可能な限り改善したいですが、どんな治療方法があるのでしょうか。

小脳梗塞でめまいがひどい

脳のなかでも小脳は平衡感覚を司る部位であることから、小脳梗塞では回転性のめまいが起こります。

脳梗塞を起こすと、多くの場合は病院を受診し、いくつかの薬をもらうと思います。

処方される薬の中には、「抗めまい薬」と呼ばれるめまいを改善する薬も含まれています。

めまいの発作時に服用する薬をもらっているのであれば、これを服用しましょう。

まずは、処方された薬を服用して様子を見ましょう。

可能であれば、ゆっくりと横になることをおすすめします。

めまいが起こっているのにも関わらず無理をして転倒してしまうと、頭や身体を強く打ち付けることがあり非常に危険です。

それでも改善しないのであれば、再度病院を受診しましょう。

発作時に服用する薬をもらっていないのであれば、処方を希望してみても良いかもしれません。

めまいを改善するには

ひどいめまいが起きているときは、抗めまい薬を服用することが直接的に症状を改善する唯一の方法かと思います。

ですが、普段から小脳梗塞によるめまいを改善するには、血行改善を心掛けた生活を送ることが大切です。

初めにタバコをやめ、お酒を控えましょう。

ニコチンは血管を収縮させる作用を持っているため、脳梗塞によるめまいを悪化させます。

お酒は脳に作用してめまいを悪化させるほか、生活リズムを乱し睡眠不足によるめまいを引き起こす恐れがあります。

食生活を見直すことも大切です。

栄養が不足すると血行が悪くなってしまうため、めまいを起こしやすい体になってしまいます。

また、血圧管理を目的として水分や塩分などを制限している場合もあると思います。

水分や塩分はあなたが思うよりも、血圧に大きな影響を及ぼします。

栄養管理を怠ることのないよう心掛けてください。

めまいの治療方法は

小脳梗塞は、頸椎の中を通っている椎骨動脈という血管が狭窄もしくは閉塞を起こし、小脳への血液の供給が滞ることが原因であることが多いといわれています。

血液の供給が完全に止まると、その領域では組織が壊死してしまいます。

小脳梗塞では、この結果としてめまいが起きますが、壊死した部位を復活させる治療方法はありません。

めまいの治療では、いくつかの薬を使用した投薬治療が行われます。

小脳梗塞によるめまいの治療では、原因となっている血管の血流を改善する治療を行います。

この治療では「抗血小板薬」や「抗凝固薬」を使用します。

血管が詰まってしまう原因は、血液の塊である「血栓」によることが多いようです。

これら2つの薬は、血栓の発生を予防し血流を改善します。

他の原因が考えられるめまいの治療では、「抗不安薬」や「浸透圧利尿薬」などめまいの原因を緩和する薬が使用されます。

しかし、これらは小脳への血流を改善することはできないため、小脳梗塞の症状としてめまいが現れる場合、めまいを改善する効果は期待できないと考えられます。

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めまいにはいくつかの種類がありますが、原因は様々です。

原因が異なる以上、治療に使われる薬も異なることを覚えておいてください。