帯状疱疹の薬で抗ウィルスや痛み止め、塗り薬にはどんなものがある?

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taijyo17

免疫力が低下したときにかかると言われている帯状疱疹。

痛かったりかゆかったりと、早く治したいものですが、一体どんな薬を飲めばいいのでしょうか。

帯状疱疹の薬について調べました。

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帯状疱疹の薬で抗ウィルスなものは?

帯状疱疹は小さい頃に多くの人がかかる水疱瘡のウィルスが体内に潜伏していて、免疫力が低下したときにかかる病気です。

顔、首、背中、お腹などの上半身の皮膚に水疱が出来て、治りかけてくるとかさぶたになることから、皮膚の病気だと思いがちですが、実はそうではありません。

水疱瘡のウィルスが神経節に潜んでいて、それが再度活動を始めるのが帯状疱疹なので、皮膚というよりかは神経に関係する病気です。

放って置いても1~3週間で快方に向かいますが、症状が悪化すると痛みが後遺症として残ることがありますので、

後遺症を残さずに早く治したいなら発症後にすぐに薬を飲む必要があります。

帯状疱疹は水疱瘡のウィルスの再活性化が原因なので、体内でウィルスと闘ってくれる「抗ウィルス剤」がよく治療に用いられます。

帯状疱疹の抗ウィルス剤の飲み薬にはゾビラックス、ファムビル、バルトレックスなどがあります。

これらの薬は皮膚の症状を軽減してくれ、ウィルスの増殖を抑制し、炎症を抑えてくれます。

抗ウィルス薬を使用するならば、ウィルスの増殖がピークに達する前が好ましく、出来るだけ早めが良いでしょう。

できれば発症後2~3日後が良いとされています。

帯状疱疹によって神経が損傷を受けると後遺症が残ることがありますが、抗ウィルス薬はそれを防いでくれます。

帯状疱疹の薬で痛み止めに効果のあるのものは?

帯状疱疹の痛みには個人差があり、かゆみや違和感だけで済む人、夜も眠れないほど痛んで生活に支障が出るほどの人と痛みの度合いはそれぞれです。

痛みに耐えるだけでは、辛い上に治りが悪くなるということもあり、鎮痛剤が用いられることも多いようです。

帯状疱疹の痛み止めにはリリカ、ロキソニン、カコナール、メチコバールなどがあります。

リリカは神経の痛みに特化していて、しびれなどに効果があると言われています。

神経から痛みの原因は神経伝達物質の過剰放出が原因と言われていますが、リリカはその神経伝達物質の放出を抑えることで痛みを和らげると言われています。

リリカの他には、スイッチOTCによりラッグストアでも購入できるようになったロキソニンなども用いられることがあります。

ですが、ロキソニンは神経というよりかは物理的外傷に作用するという側面が強く、皮膚表面の痛みにしか効かないため、帯状疱疹のような神経に関する痛みには不十分という声も聞かれます。

自分の症状に適したお薬をもらうには、お医者さんにどんな風に痛むかを詳しく説明する必要がありそうです。

また、鎮痛剤は痛みを抑えてくれるだけではなく、後遺症を残りにくくするという役割も果たしてくれます。

何種類も薬を飲むのには抵抗があるという方もいるかと思いますが、鎮痛剤を飲むことで今ある痛みを取り払うだけではなく、後々の痛みを長引かせないためだと理解して、

お医者さんに処方された薬をきちんと服用しましょう。

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帯状疱疹の薬で塗り薬はどんなものがある?

帯状疱疹の塗り薬で多く処方されているものにアラセナがあります。

帯状疱疹は神経に関係するものなので、皮膚表面に薬を塗っただけでは効果が薄く、大抵の場合飲み薬と併用することが多いようです。

アラセナの帯状疱疹に対する有効率は95.2%と、高い効果を上げています。

塗り薬であるアラセナも飲み薬の抗ウィルス薬も、ウィルスを殺すというよりかは、

増殖や活動を抑制するという働きがあるため、ウィルスが増えてしまった後ではあまり効果が期待できません。

塗り薬を塗るにしても、飲み薬を飲むにしても、早めが肝心。

自己判断で市販薬に頼らず、お医者さんに相談しましょう!


帯状疱疹は生活習慣やストレスなどによって免疫力が低下した時にかかりやすい病気です

体から「疲れたから休みたい」というサインの一つとも言えますね。

睡眠、食事、ストレスが原因の一つだとも言われています。

不摂生と言われているようで耳が痛いですが、ここは体に従ってゆっくりと養生しましょう!

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