帯状疱疹の原因はストレスが第一位?予防の効果的な方法は?

目安時間:約 6分

taijyouhousin1

強いストレスを抱えた多くの人がかかってしまうという帯状疱疹。

「病は気から」とは言いますが、一体どのようなメカニズムで帯状疱疹にかかってしまうのでしょうか。

原因や予防策についてまとめました。

スポンサーリンク

帯状疱疹の原因はストレスなの?

帯状疱疹とは、ストレスや加齢などによって免疫が弱まり、皮膚に発疹が出てくる病気です。

帯状疱疹の発疹は、かゆいだけでなく痛みを伴うのが特徴です。

「最近、皮膚がかゆい…」

「なんだか痛い…」

というのが前触れで、その後4~5日程度で発疹が出てきます。

発疹が出てからしばらく経つと、水膨れになり、2週間程経って治りかけの頃になってくるとかさぶたになってきます。

かさぶたが治って痛みが治まるまでには3週間~1か月程度かかります。

「痛み」というのも個人差があって、ヒリヒリとした痛みの人もいれば、チクチクと針で刺されたような痛みを伴う場合もあったりと様々です。

体の神経の左右どちらかに沿って発疹が出るという理由から、全身にというよりかは、体の片側に集中して発疹が出ることが多いのが特徴です。

「帯状疱疹」という名称も、神経に沿って帯状にできることが由来になっています。

顔、頭、背中、胸など上半身に集中して出ることが多く、複数の箇所に出るというのは稀なのだそうです。

ストレスと帯状疱疹との関係性はですが、まずストレスを強く感じると、体の中のホルモンバランスや自律神経が狂い始めます。

それから誰にでも経験があると思いますが、ストレスを強く感じると生活習慣が乱れたり、暴飲暴食など生活が不摂生になりがちですね。

こうした要因が重なって免疫力が低下すると帯状疱疹にかかりやすくなるのです。

帯状疱疹の原因を知って予防をしよう

強いストレス、加齢、病気、ケガ、手術、免疫抑制剤の使用…

帯状疱疹は、免疫力が低下しているときに発症しやすいと言われています。

中でも50歳を過ぎると高齢化に伴って免疫力が低下しやすく、発症率が上がるとも言われています。

そもそも、帯状疱疹というのは水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされます。

大抵の人が子供の頃に「水疱瘡」にかかりますね。

そのウイルスが体に残っていて、免疫力が極端に低下しているときに発症するのが帯状疱疹の正体です。

では免疫力を強くして、帯状疱疹にかからないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。

予防には予防接種を受けるという手があります。

任意のものなので、保険が適用されず自己負担になりますが費用は1万円程度とやや高額です。

ワクチンを接種すると、帯状疱疹発症の確率を65%まで下げることが出来ると言われています。

特に高齢になってから発症すると、痛みなどの後遺症が残りやすいということを考えると、まぁしょうがないかという値段ですね。

ワクチンの他の自分で出来る予防法は

・皮膚表面の温度を上がり過ぎないようにする

・熱いお風呂は避けて、ぬるめのお風呂に長時間入り、血行を促進する

・エアコンの風などを直接皮膚に当て過ぎない

・着るものは合成繊維や化学繊維のものを避け、自然素材の柔らかい肌触りのものにする

・ストレスや過労を感じたら、無理せずに休息をとる

などがあります。

熱すぎる温度のお風呂や環境は、皮膚にとって刺激になり、帯状疱疹発症のリスクを高めます。

出来るだけ皮膚に刺激を与えないような衣服選びなどを心掛けることが予防に繋がります。

スポンサーリンク

帯状疱疹の再発する原因は?

一般的に帯状疱疹が一度完治したあとは、すぐに再発するということはあまりありません。

体の中にウイルスに対する抗体が強い抗体ができるが、理由なのだそうです。

しかし、完治してから2年くらい経ち、免疫力が低下するようなことがあると稀に再発することがあります。

大体100~200人に一人の割合で再発することがあるそうです。

帯状疱疹はストレスや心身の疲れが溜まって、免疫力が低下しているという体からのSOSサインです。

再発防止のためにも体の不調を感じたら、ゆっくり休息をとって、栄養のある食事をとって規則正しい生活を送るように心掛けましょう。


帯状疱疹はストレスや過労、高齢化などで免疫力の低下に原因があるということが分かりました。

普段あわただしく過ごしていると、自分を労わる時間というのも減ってしまうもの。

心身の疲れを感じたら出来る限り自分に優しくして、帯状疱疹やその他の疾患を上手く防いでいきたいですね。

スポンサーリンク


コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

CAPTCHA


トラックバックURL: 
当サイト人気記事
季節の病気
科別
症状別
アーカイブ
最近の投稿