帯状疱疹の薬の服用期間は痛み止めはずっと飲み続けるの?高いから代用できるものはない?

目安時間:約 6分

水疱瘡の原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスによって発症する帯状疱疹ですが、これは、水疱瘡にかかったことがあると、その原因ウイルスが体内の神経節に潜み、疲れやストレスによって免疫力が弱ったときに発症しやすい病気なんです。

病院での治療が必要となりますが、治療においては薬物治療が中心となっています。

そこで今回は、帯状疱疹の薬物治療についてお話してまいりましょう。

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帯状疱疹の薬の服用期間はどれぐらい?

帯状疱疹の治療方針としては、原因であるウイルスに対して、抗ウイルス薬を内服するか点滴にて注入するかという治療方針となることが多いです。

帯状疱疹だと気付く、もしくはそうかもしれないと疑問に思う時点で、病院を受診して早期治療に取り組む方が、治りも早くなると言われているので、なるべく早めに医療機関へ行くことがおすすめされています。

では、どのくらいの期間、帯状疱疹の薬を服用しなければいけないのでしょうか。

抗ウイルス薬であれば、7~10日間の服用が必要となり、薬にも種類がありますので、その種類や症状によって服用の期間が違います。

そのため、きちんと医師の指示に従わなければなりません。

7~10日間経過しないうちに症状がおさまったとしても、自己判断で内服中止などしないよう、きっちり処方された分だけ最後まで飲み切るようにしましょう。

抗ウイルス薬の他に、痛み止めの薬、いわゆる鎮痛剤と、帯状疱疹によって傷んだ神経を修復するビタミン剤も投与されることもあります。

鎮痛剤については後述いたしますが、ビタミン剤は痛みの症状が落ち着いたあとでも、皮膚にまだ違和感が残っていたら、服用や塗布を続けても構いません。

おおよそ30日間服用することとなりますが、完治するのが遅い場合、30日以上もの長期間服用することもあるようです。

症状や完治には個人差があり、時間がかかる方もいるかもしれませんが、あまりに長い期間の服用や塗布を不安に思いすぎることはありません。

きっちり治すことが大切なので、違和感があったりする場合のビタミン剤は、服用を続けてもいいでしょう。

あまりにも心配な場合は、再度医師へ相談してみてください。

帯状疱疹の薬の痛み止めを飲み続けても大丈夫?

抗ウイルス薬の服用期間がわかり、ビタミン剤については皮膚への症状がある限り続けてもいいことがわかりました。

では、鎮痛剤は飲み続けても問題ないのでしょうか。

痛みがある場合、鎮痛剤を飲み続けても特に問題はありません。

完治まで21~30日ほどかかり、その間の服用にはなるかと思いますが、痛みを我慢する必要はありません。

帯状疱疹後神経痛といった後遺症の痛みが残る場合もあるので、このときも鎮痛剤を服用しても良いと言われています。

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帯状疱疹の薬は高いから治療費も心配!

実は、帯状疱疹の治療費は高いんです・・・ご存知でしたでしょうか。

診察にかかる料金、抗ウイルス薬や鎮痛剤などの処方を合わせると、1回につき1万円前後ものお金が必要となります。

帯状疱疹は治療も時間がかかるので、治療費がどんどん高額になっていくのでは・・・と心配する方も多いと思います。

薬の費用分だけでも浮かせたい!と思う方も多いでしょう。

病院に行かずとも、同じ効用の薬をドラッグストアで購入すればいいのでは?と考えている方・・・。

結論から申しますと、抗ウイルス薬に関してはドラッグストアで購入することはできません。

抗ウイルス薬は、医師が出した処方箋がないと手に入れることができないので、市販薬では完治に至ることは難しいとされています。

しかしながら、鎮痛薬、かゆみや水泡を抑制する塗布薬に関しては、市販薬でも対応でき、対処療法として取り入れるという方法もあります。

しかし、痛みやかゆみ、水泡を抑えるだけでは完治には至りません。

帯状疱疹を治すためには、原因であるウイルスを倒さなくてはなりません。

よって、病院を受診し、抗ウイルス薬を処方してもらうことは必要なことなのです。

また、冒頭でも紹介しましたが、帯状疱疹は早期の治療がカギです。

後遺症を残さないためにも、自己判断は決してせず、なるべく早く病院へ行き、正しい治療を行いましょう。


いかがでしたか?

帯状疱疹は長引くと、症状の悪化だけでなく、後遺症の残る可能性も高まります。

そのため、早期に治療に取り組むことが大切です。

痛みやかゆみを我慢することなく、薬のコントロールもうまくしながら、完治まで頑張りましょう。

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