とびひはうつるから友達と遊べない?うつる期間は?かさぶたになったら大丈夫?

目安時間:約 4分

特に梅雨の時期や夏場の蒸れやすい時期になるとお子さんの間で大流行する「とびひ」。

これは「伝染性膿痂疹」という病気で、皮膚に細菌が入り込んでしまいかゆみを発症し、その掻いた手を介して全身へと症状が広がっていくことが

火事の「飛び火」をなぞらえて「とびひ」と呼ばれるようになりました。

このとびひ、他人へ感染はするのか、感染期間があるのか等が気になるところ。

今回はそれらについてお話を進めていきましょう。

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とびひはうつるから友達と遊べない?

とびひは伝染性と言われる通り、感染する可能性はあります。

保育園の登園については、義務付けられているということではなく、場合によって登園禁止となる程度です。

皮膚疾患なので、外出禁止!とまでは制限しにくいですよね。

できるだけお友達と遊ぶことも避けたいところですが、元気なお子さんであれば遊びたい!と思うところがふつうではないでしょうか。

そこで、お友達と遊ぶときの注意点について紹介しましょう。

まず、掻き毟ってしまった患部の傷口はしっかりと消毒しましょう。

皮膚と皮膚が触れてしまうだけで感染するおそれがあるので、きちんとガーゼと包帯で覆ってあげてください。

次に、夏場でもできるだけ長袖を着るようにしましょう。

ただ、患部が洋服でカバーされているからうつらない!ガーゼなしでも大丈夫!

・・・と思う方もいるかもしれませんが、他人にうつらないとしても、お子さんの皮膚の状態が悪くなることもありますし、

まずは治療することが先決ですので、しっかり患部のケアは行ってくださいね。

とびひになったからってお友達と絶対に遊んではいけない!というわけではないですが、うつしてしまわないように細心の注意を払ってあげましょうね。

とびひがうつる期間はどれぐらい?

とびひがうつる原因としては、とびひによってかゆい部分を掻き毟ってしまうことによって、手に細菌がついてしまい、

その手を介して他のところを触ることによって全身に広がったり、他人にうつしたりしてしまうことがあげられます。

他に、患部の水泡が破れて内部の液体に触れた場合もうつる可能性があります。

したがって、感染してしまう期間としては、とびひの症状が出ている期間であると言えるでしょう。

きちんと薬を塗っていれば早くて3日で治るという点から、具体的に数字を出すと、最低でも3日間は気をつけておく必要があると言えますね。

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とびひがかさぶたになったらうつることはないの?

患部がグジュグジュなときはもちろん感染する可能性があると言えますが、かさぶたになってきたときは感染してしまうおそれがあるのでしょうか?

実は、患部が乾燥してかさぶたを形成したとしても、内部にはまだ細菌が残ったままなんです!

ということは、そのかさぶたを掻いてしまって剥がれてしまったとき、細菌がまた手についてしまうということ。

かさぶたができてきたから完治だ!というわけでもありませんので、引き続き注意が必要となります!

治療を中断せず、最後までしっかり治療を継続して感染予防もしてくださいね。


いかがでしたか?

たかがとびひといって甘く見ていてはいけませんよ!

周りに感染させないよう、最後まで完治させましょうね!

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